ライトノベルの読者層について

ライトノベルの読者年齢があがっている? ぐはっ、富士見の誇るライトノベル雑誌『ドラゴンマガジン』の読者の平均年齢が24.8歳。つまり、中高生どころか大学生でもなく、すでに社会人がメインターゲットなのか……。

まあ、以前から、『ザ・スニ』の平均年齢は20代後半、という話もあったりしたので、読者の高年齢化の話そのものは新しいわけではないのだけど、非公式な内部情報ではなくて、出版社の公式のデータで出てるのは凄いんじゃないかしらん。つまり、長く掲げていた「ティーンズ向け」の看板はすでに下ろしていて、営業戦略なんかも、かなり大幅な改定が行われていた予感。実際、ここ最近、富士見はリニューアルが盛んだったしなー。

そもそも、2005年に読者の平均年齢が17.0歳だったものが、たった4年弱で8歳近くも急上昇してるというのは、単純に中高生の新規読者が入ってこないだけでは説明できない数字なので、むしろ、ドラマガ編集部自体がターゲットとする読者層を積極的に変えようとしてる結果じゃないかしらん。もともと、ライトノベルの読者には、大人になったらライトノベルから卒業していくような10代中高生と、深夜アニメもエロゲも嗜む20代30代のオタクの大きく2つの層があると言われてるのだけど、つまり、富士見の狙うターゲット層は、20代30代のオタク向けに、大きく舵を切ってたことを表してるような、そんなことじゃないだろうかっ。

以前は、「オタク層を狙っても大ヒットには結び付かないので、編集部としてはまずは中高生向けを狙う」という話をちょくちょく耳にしていたのだけど、もし、この方向転換が本当だとすると、やっぱり、『ハルヒ』の影響? オタク向けにメディアミックスを積極的に狙ってくとか、そんな話が根底にあるのかしらん? ……それにしても、やっぱり思うのは、そういうオタク向けのラブとか萌えとかの方向を狙うのであれば、いまこそ富士見ミステリー文庫の出番だと思うのだけど、富士ミスの現状は、いったいどうしたことなのだろう。


追記 (2009.02.23)

反応を見ていると、24.8歳という部分ばかり注目されてしまっているようなので、ちと追記。今回のデータのミソは、「富士見の公式データである」という点と、その公式データが「17.0歳→24.8歳にいきなり急上昇してる」という点だと思ってます。

や、過去に何度かあった読者層の話では、「高年齢化しているという話が漏れ聞こえてくるにもかかわらず、出版社の公式データではずっと17歳前後になっていて、売り方自体も中高生をメインターゲットとして扱ったまま」という状態だったわけですが、ここに来て、いきなり富士見の公式データが8歳近く上昇したのはなにごと?という。

また、そもそも出版社の出す数字は、実態を正確に表した数字というよりも、ある程度、出版社の意図が反映された数字だと思ってたりします(^^;。それなので、「編集の方針転換の結果、平均年齢の数字を変えた」と推測したわけです。いや、元々の噂レベルの話だと、実際の読者年齢がもっと高くても不思議じゃないし。<をい

反応リンク

[ 2009.02.18 ]