2011年上期のおすすめライトノベル

もう今年も、半年たってしまったよ……。というわけで、せっかくなので2011年上半期に読んで面白かったライトノベルを並べてみますよっ。

新規

雨の日のアイリス /松山剛 (→感想)
[TVA]『日常』は、東雲研究所のパートさえあればいいと思っている私です。や、古くは『超時空世紀オーガス』のモーム、少し前だと『To Heart』のマルチやセリオ、『RISE』のななこに、『Rimlet』の玲奈、『しすたぁエンジェル』のメムと、僕らの心を捕えて離さないロボ娘ですが、そんなロボ娘が活躍する本作。いやぁ、健気なロボ娘・アイリスの運命が、とにかく哀しくて素晴らしいっ!!
【11上期ラノベ投票/9784048705301】

サクラコ・アトミカ /犬村小六 (→感想)
『とある飛空士への追憶』のアニメ映画化は、今秋でしたっけ? その『とある飛空士への追憶』『とある飛空士への恋歌』で人気の犬村小六が描く読みきり短編が、この『サクラコ・アトミカ』。『とある飛空士への追憶』や『とある飛空士への恋歌』も、高貴な人の王道的なボーイ・ミーツ・ガールだけど、本作も囚われのお姫様と牢番の少年の恋物語。構成も凝っていて、そして、綺麗な物語がとにかく秀逸でした。
【11上期ラノベ投票/9784061388017】

花咲けるエリアルフォース /杉井光 (→感想)
橋本紡から「きみが俺を超えられる確率なんて三割くらいだよ?」と Disられていた杉井光も、『神様のメモ帳』で、アニメ化作家の仲間入り。って、あれ? 橋本紡が一人で大騒ぎしていた騒動は結局どうなったんだっけ?<をい。それはともかく、そんな杉井光が描く『花咲けるエリアルフォース』は、内戦状態の日本を舞台に、太平洋戦争中の特攻機を彷彿とさせる戦闘機「桜花」を駆る少年少女の物語。それを切ない物語に定評のある杉井光に書かせたら、それで泣けないわけがないよなっ!! いやもう、天皇陛下万歳っ!!
【11上期ラノベ投票/9784094512571】

問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました! /竜ノ湖太郎 (→感想)
これこそ、新人作家の鑑のような作品だよなぁ。とにかく今後が楽しみな新人作品。いろいろと荒削りだけど、めちゃくちゃ勢いがある、とにかく勢いだけで突き進む、これぞライトノベルといわんばかりの作品。正直、これが最近勢いのないスニーカー文庫から出たことがびっくり。<をい。
【11上期ラノベ投票/9784044748395】

既存

彩雲国物語 紫闇の玉座(上) /雪乃紗衣 (→感想)
2011年上期といわず、ここ数年でもっとも素晴らしい作品だと思う。中華風ファンタジー世界を舞台にした、ダメ王様と働く貧乏少女の物語もいよいよ最終章。もともとは、「高給に目が眩んで受けたアルバイトは、バカ王様の貴妃だった」という、わりとお気楽な王宮ロマンスだったのに、本編17冊、外伝4冊をかけて、なんだか凄く遠いところまで来たよなぁ。度重なる災害と派閥争いに破れ風前の灯の政権に、生命をかけて奮闘する秀麗。泣ける~。
【11上期ラノベ投票/9784044499211】

円環少女 (13)荒れ野の楽園 /長谷敏司 (→感想)
現代世界を舞台としたウィザーズバトルもとうとう完結。全共闘世代の生き残りによる核テロとか、あまりにライトノベルらしくない重厚な設定も魅力的だったけれど、それよりなにより、メイゼルときずな、二人の少女の選択が、とにかくせつなくて壮絶な物語でした。
【11上期ラノベ投票/9784044267155】

夢の上3 光輝晶・闇輝晶 /多崎礼 (→感想)
天蓋が覆う暗く陰鬱な世界で、抜けるような青空と輝く太陽を目指す人々の物語……。丁寧に組み立てられた6話構成がとにかく綺麗。や、どの作品も筆力の高さが光る多崎礼だけど、本作もほんとに上手い。三冊にまとまった物語は、ほんとにオススメっ!!
【11上期ラノベ投票/9784125011523】

※ 本エントリは、「好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年上期」への投票を兼ねています。

[ 2011.07.02 ]

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