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ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです /榎宮祐

"6"とナンバリングされているけど、番外編。かつての「大戦」終結時に活躍した、ある一組の夫婦の物語り。「大戦」の終結までを一冊で描いているので駆け足的な部分はあるけど、せつなくて泣けるいい話でした。

基本的には本編と同様に、能力劣る人類が、知略を駆使して生き延び勝ち抜く話なのだけど、本編と違い「十の盟約」がなくガチな戦争なので、人が死ぬ死ぬ。被害が尋常じゃねぇ。ほんと、そんな絶望的な世界の中で、よく人類は、進化し生き延びてきたなぁ。第一位の神霊種はじめ、天翼種や機凱種も攻撃力が恐ろしい。しかし、今まで、第六位の天翼種が化け物すぎるのに、それより上の位階序列の奴たちはどうなってるんだ?と思ってたのだけど、なるほど、大戦期も、本編でもお馴染みの天翼種や森精種が戦争の主役で、他の種族はそういう立ち位置だったのか。そうすると、本編で強敵になるのは、神霊種は別格として、すでに勝利している天翼種や森精種だったんじゃ(^^;。で、本編で機凱種がどう絡んでくるか、非常に楽しみ。

それにしても、本巻の主役だったリクとシュヴィの二人の物語はほんとに泣ける。『  』の二人と関係がありそうでなさそうな描き方もにくいねぇ。……そして、なんもかんもジブリールが悪い(^^;。

[ 2014.05.19 ]

榎宮祐作品の感想