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疾走れ、撃て! 11 /神野オキナ

最高傑作級っ!! 『疾走れ、撃て!』は、もともと継続中のライトノベルの中でも最も好きな作品の一つで、それがいよいよ最終決戦ということで、期待に期待をふくらませて読んでみたわけよ。それが、その期待を大きく上回るまさかの展開で、もう素晴らしい素晴らしい。マジ素晴らしすぎて、素晴らしいとしか言いようがないなっ!!

表紙からもうアレですよ。「お、お手をつないでも、いいですか」と五巳さんが涙を流しながら手を伸ばしてるとか、なにこの破壊力っ!! いよいよ敵本拠地に乗り込もうとするところで、理宇と五巳さんは地球かどうかもわからない不毛な土地へ転送され、孤立無援の中絶望に至る。一方、虎紅とミヅキが指揮をとる連合軍本隊も、全人類の期待を背負いながら、理宇を失い勝算のない最終決戦へ、と。10巻のラストから、こういう展開は予想できたのだけど、さらにその上を行ってそう来るかっ。さすが「魔王」。この展開は非常に特徴的でもあり、昨今の「最近のラノベ」の議論の中で広く参照し語るべきものだと思うのだけど、ほんと、ラス前に凄い展開ぶち込んできたなぁ。愉快すぎて楽しすぎる。めちゃくちゃ好きだわ、この展開っ!!

この巻、本来は昨年中に出るハズが、結局、一年待たされたわけだけど、次巻はいよいよ最終巻。マジ期待するしかないっ!!

[ 2015.11.24 ]