好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


エンターブレイン ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナII /むらさきゆきや

レジスって、「冴えないけれど実は……」というタイプの主人公かと思ったら、運動が苦手なだけで、ふつうに優秀な軍師なのんな。その上、人当たりよく優しくて、モテモテなハーレム展開になるのも当然、というか、それで何故、辺境に飛ばされた(笑)。いや、もうちょっと読書狂の変人的なキャラ立てをする予定だったんだと思うんだけど、忙しい上に真面目な性格なので、文官としては、完璧超人にしかみえない(^^;。

というわけで、この二巻は、辺境軍の実権を掌握したアルティーナに対し、第二皇子ラトレイユのいる軍中央は難攻不落のヴォルクス要塞の攻略を命じる……。と、確かにレジスは優秀なのだけど、紙ぺら一枚で、中央の言いなりにならざるをえない力関係で、これからいったい、どう対抗していくんだ? や、正直、辺境軍の司令って、もっと権力持っていると思ってたよ。うーん、そもそも、世界観はかなり大雑把なファンタジー世界でしかなく、国家感や政治制度の設定がいまいち弱そうなので、これからの権力争いの展開が、ちょっと不安だなー。そもそも、次回、帝都で、レジスのハーレム展開はどうなるんだ??

[ 2013.09.02 ]

むらさきゆきや作品の感想