好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
白銀のソードブレイカーIV ―剣の絆、血の絆― /松山剛

最後の剣聖デュランダルの圧倒的な強さの前に絶望するレベンスたちは……。と、いよいよシリーズ最終巻なのだけど、うーん、微妙。正直、ちょっと、ぽかーんとするような展開が多いんだよなー。少なくとも、世界の謎は、的確なタイミングで少しずつ開示するから設定に深みを持たせたり物語を牽引していくのであって、最終決戦直前にYes/Noクイズで明らかにするとかダメダメだろっ。松山剛は、もっと計算して書くタイプの作家だと思っていたのだけど、この最終巻は、そこら辺の上手さが見えず、がっかりだなぁ。

でも、レベンスとエリザがイチャイチャするシーンは、好き。そこにサツキが、もうちょっと絡んできたら良かったのだけど、さすがに、そこまでの積み重ねを描くには尺が足りなかったか。ラストも幸せでいいね。花嫁姿まで見たかったような気もしますが。

[ 2015.05.18 ]