BLOODLINK


エンターブレイン ファミ通文庫
BLOODLINK 獣と神と人 /山下 卓

はう、まさか、萌え対象が、9歳だったとは(汗;。っていうか、ヒロインが 9歳という設定でありながら、萌え的な要素で押しまくってる構成というのが、凄いよなぁ。主人公のヘタレ具合といい、あまりにその手の方向を向いてる予感(^^;。某遊園地とか、卑怯すぎる~~。

で、内容は、……[文庫]『レベリオン』?(^^; <いや、かなり違うけど
前半は、言うまでもなく良かったけど、後半は、ちと いまいち風味。まあ、その割に、ラストが素晴らしかったので、良しとしやう。予想以上におもしろかったよ~~。

[ 2002.02.11 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
BLOODLINK 赤い誓約 /山下 卓

はうぅ~、あたしは、カンナ、牧野、矢野倉の 3人の萌え萌えな展開を期待してたのに~~。……いや、作者さんの作風とは、相容れないのはわかるのだけど(^^;。逆に、正統的なストーリー展開になってしまって、そのため、萌え的要素がなくなってしまったのが残念。むしろ、どシリアスなのだけど、そこら辺を描くには、ちと作者さんの技量不足が目に付いてしまうんだよなぁん。

それにしても、ゲーム以外で、ここまでぶち殺したくなるほど情けない主人公も珍しいよなぁ。あと、カンナの天才少女という設定が、まったく活かされてないのも、気になるところ。

[ 2002.02.13 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
ふたり days of Broken Blood /山下 卓

予想通り、素晴らしい~~。……泣ける(T-T)。

[文庫]『BLOOD LINK』の外伝。1巻のストーリーを香織視点から描くという、卑怯この上ない構成。や、目次見ただけで、めちゃくちゃ凄いのは、もう、はじめからわかりきってる話で、実際、めちゃくちゃ凄かったよ~~。まあ、4章、5章辺りは、もっとあざとく出来るorすべきという気もするけど(^^;。

もう、ただただ、凄かったとしかいえない。この外伝を読むためだけに、[文庫]『BLOOD LINK』を読むべし、というか、読め。ほんと、凄かったよ~~。

[ 2002.04.21 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
BLOODLINK 天使の幻影 /山下 卓

一年半ぶりの久々の新刊。……進んでねぇ(T-T)。

まあ、あとがきによると、“いろいろな要素を一度ちゃんとまとめておく”ということらしいので、仕方ないんだろうけど。ただどうにも、1巻が最高でそれ以降パッとしない、と言うか、長いエピローグが続いている、という感じなので、もうちょっと、話に動きと言うか盛りあがりが欲しいんだよなぁ~~。カンナの魅力だけで読ませるのは、ちょっとツライと思うぞ(^^;。

そいえば、『夜光』の時も思ったんだけど、実在の地名と場所の使い方とそのセンスは巧いよなぁ。あとは、HACCANさんのイラストが素晴らしい。や、設定面が怪しくなってきていて、そこら辺は多少不安なんだけど、全体的なセンスが非常に良くて、とりあえず、まだまだ今後に期待。次巻は、もうちょっと、早めに出して欲しいところだけど。

参考:
感想メモリンク → 読丸さん高森さん永山さんStellaさん

[ 2004.09.20 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
刹那 ~そのとき彼女が願ったこと~ Days of Broken Blood /山下 卓

読む前から結末が見える卑怯なくらい痛い内容なのだけど、いやぁ、ほんと素晴らしい~~。壊れ行く日常、哀しい結末を予感させつつ、二人の純粋な想いを綴った傑作。山下卓、こゆの実に巧いや~~。

そゆわけで、『BLOODLINK外伝』。外伝といっても設定のみの流用で、特に本編とはリンクしてなく、これ1冊で完結している内容。久々にページをめくるのが読んでて辛かった。ほんと、先の展開が見えることの効果を非常に巧く使っているよなぁ~。女の子の一人称形式も非常に卑怯。ほんと、素晴らしい~~。ただ、終盤はちょっと展開が急すぎるかなー。そういう構成になっちゃうのは理解できるんだけど。

参考:
感想メモリンク → 読丸さん永山さんStellaさんまいじゃーさん高森さん

[ 2004.11.25 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
BLOODLINK 雪花<上> /山下卓

三年半ぶりの新刊だったので既刊から読み直してみたのだけど、おおぅ、前巻の終わりって、そんな中途半端なところで終わっていたのかぁ~。そして、その中途半端な場面から、そのまんま、ふつーに続いてるのんな。……なんで、こんなところで、三年半も間を空けたんだ(^^;。

そゆわけで、和志は、治療のための唯一の手がかりである夏美の行方を追い求め、クラブ「タントラ」へ向かう……。物語的にはあまり進展もなく、内容もわりとぐだぐだだなー。情念の描き方や、重くえげつない設定は、相変わらず素晴らしいのだけど、どうにも周辺ばかり描いてる感じで、肝心の本筋がなかなか進まないのが、にんとも。まあ、下巻もすぐに出るみたいなので、それに期待かしらん。

[ 2008.03.10 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
BLOODLINK 雪花<下> /山下卓

まあ、無事に完結したことは良かったかしらん。ただ、「なるほど、こういうことになってたのかー」という驚きと、ある程度納得できる説明はなされてるんだけど、結局、なにかストーリーが進行するわけではなく、結末をつけるための説明に終始してるだけだからなー。小説としては、いまいちだと思う。

そゆわけで、『BLOODLINK』最終巻。物語自体は、『果南の地』(→Amazon)へ続く、ということみたいだけど、『果南の地』は未読なんだよな。……それにしても、もともとこのシリーズって、ベタに泣けるあざといシチュエーションを作るために、ムチャな設定を持ってきてるのかと思ったのだけど、シリーズ後半は、そのどうでもいい設定を説明することが中心になってしまい、げんなり。私は、説明をして欲しかったわけじゃなくて、和志とカンナの感動的なラストシーンが見たかったんだよっ!! というのが正直なところ。ストーリーが決着したことは評価できるんだけど、期待とはかけ離れていて、かなりガッカリです。

[ 2008.04.29 ]