ビブリア古書堂の事件手帖


アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ /三上延

なにこの天使っ!! 日頃は内気なのに、本のことになると饒舌になる眼鏡っ娘の栞子さんが、マジ可愛い。萌えの極致。いやぁ、内容は、アクションのない『R.O.D』みたいなものなのだけど、ほんと、栞子さんが可愛くて、ごろごろごろごろ~~~~~

って、アクションのない『R.O.D』というより、遠子さんが眼鏡っ娘になった“文学少女”シリーズといったほうが近いかしらん? どちらにしろ、栞子さんが全てなので、内容はわりとどうでもいいや。<をい。いや、一応、ストーリーは、就職浪人の主人公が、栞子さんに一目惚れして、栞子さんの古書店で働きつつ栞子さんを愛でるような感じで、結局、栞子さんが全てという話なのだけど、アレ? 表紙のイラストは眼鏡を膝の上に置いただけで、かけてないんだ? なにこれ、どういうこと?

なにはともあれ、眼鏡っ娘の栞子さんがとにかく可愛い作品でした。続きも非常に楽しみすぎるっ!!

[ 2012.01.10 ]


アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ /三上延

うひぃぃぃぃぃ、ホント、栞子さんが麗しいなぁ。なにこの本が絡まないとひたすら内気な性格と萌え要素満載な仕草がカワユすぎる眼鏡っ娘っ!! しかも、巨乳っ!! もう、栞子さんだけでお腹いっぱいですよっ!! てか、栞子さんを眺めてるだけで、ホント、ココロ和みに和む和みまくりな作品すぎますっ!!

おまけの物語のほうは、……1巻に比べてミステリ色は弱めで自己主張も弱く、可もなく不可もなくいまひとつ印象に残らない予感。とりあえず、栞子さんとそっくりと言われるお母様の登場が、楽しみでもあり怖くもあるなぁん。

[ 2012.02.03 ]


アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ /三上延

犯人はお前かぁぁぁぁぁぁっ!! ……や、そゆわけで、美人の眼鏡お母様の暗躍が怖い『ビブリア古書堂の事件手帖』の第三巻。栞子さんは眼鏡っ娘設定なのに、表紙の絵は、いつも眼鏡をはずしているのは、いったいなに? 眼鏡っ娘愛好家に喧嘩売ってるの? イラストの人、死んでしまえ。

それはともかく、今回は、「ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)」「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」「宮澤賢治『春と修羅』(関根書店)」の三篇。『たんぽぽ娘』は、ひらがなみっつでことみちゃんはじめ、わりとあっちこっちでネタにされてる作品だけど、コバルト文庫だったのか(^^;。そして、智恵子さん怖すぎる。

今までは、巻き込まれ的に謎を解決する展開だったのが、「宮澤賢治『春と修羅』(関根書店)」からは、客の依頼でトラブルを解決していく形になり、これは物語の転換点? もともと智恵子さんの失踪の謎もあり、これから、大きなトラブルに巻き込まれていきそうな感じだけど、所詮古本屋で、どんなトラブルが待ってるんだろ。智恵子さんを見てると、今後、『R.O.D』的な展開になっても不思議ではないと思うけど(笑)。

[ 2012.08.05 ]