ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか /大森藤ノ

うわぁ、これはおもしろい。めちゃくちゃおもしろいっ!!

好きラノ」で上位だったので手を出してみたのだけど、これはおもしろい。元は、「小説家になろう」掲載でしたっけ? や、どう見てもタイトルで損してるよな(^^;。ダンジョンへの憧れで冒険家になった少年が、挫折を乗り越えて成長していく物語。王道的な少年の成長ストーリーとしておもしろいのは当然、神様ヘスティアや、エイナさん、シルさん、アイズといったヒロインたちも魅力的で、いやぁ、キャラがいいよね、キャラが。なかでも、好き好きベルくんな神様が素晴らしいっ!! ロリ巨乳?(笑)。

しかし、アイズに追いつくどころか、Lv.2になるのも大変そうな感じだけど、そもそも、作中のレベルアップの仕組みって、どこら辺のゲームシステムがベースになってるんだ、これ? まあ、なにはともあれ、続きが楽しみすぎるっ!!

[ 2013.10.21 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 /大森藤ノ

ベル君の心の綺麗さがハンパねぇっ!! そして、アイズさんの扱いが相変わらず酷いな(笑)。

新ヒロイン・リリ登場。悪い噂がつきまとうリリとパーティを組むことになったベルに周りは心配するが……。と、人間不信の塊で騙す気満々だったリリが、ベルの純真さに心を溶かしていくという話なのだけど、ベタでいい話だ~。や、いろんな方面から慕われているベル君なので、下手に騙したりしたら、むしろリリのその後が怖いと思いながら読んでたのだけど、そんなこともなく、綺麗に落ち着くところに落ち着いて良かった良かった。まあ、他のヒロインたちにとっては、憤慨極まりない展開だよな。そんなヒロインたちの中で、やっぱ、神様の反応が素晴らしく可愛いっ!! そして、アイズさんは……。次回こそ、アイズさんの出番なのかしらん。

[ 2013.10.25 ]


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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3 /大森藤ノ

アイズ回きたっ!! でも、今までみたいに妙に避けられる愉快なキャラのままのほうがおもしろかったのに(笑)。……というか、ここで第一部完、なのね。

アイズさんとの秘密のレッスン、はともかく、ミノタウロスとの戦闘がとにかく圧巻っ!! まさに生死を賭けた、手に汗握る展開っ!! ベタでお約束的な展開なのだけど、マジ熱いねっ!! いやぁ、憧れに向かって着実に強くなっていくベルくんの成長物語が、ほんと凄いっ!! 第一部完に相応しいラストだっ!!

第一部完としては、ほんと素晴らしかったのだけど、しかし、ミノタウロスを乗り越え、アイズとの仲良くなって、第二部はどうするんだ? フレイヤ絡みは、さすがにベルのレベルだと、まだ早いよな。

[ 2013.10.29 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 /大森藤ノ

相変わらず、おもしろいっ!! でも、新キャラが男って、どういうことよ? ハーレムはどうした!? 実は男装の女の子だったとか、そういう展開はないのー?

そゆわけで、ダンジョン攻略でハーレムを目指す、新人冒険者のベルを描いたシリーズ第四弾。Lv.2になって、いよいよパーティを組もうと……、という話なのだけど、なぜ、男!? ここからハーレムの伝説が始まるんじゃなかったのか!? まあ、今回は、短編が二つもついてて本編は短く顔見せみたいな感じで終わってるので、今後の絡み次第かなー。

[ 2013.12.30 ]


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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア /大森藤ノ

剣姫ことアイズたんを主人公としたダンまち外伝。アイズたん視点なだけで、基本的なストーリーは本編と一緒なのか。外伝といっても、もう一つの物語というより裏話に近いのんな。あのシーンの裏ではこんなことが……、的な感じが、なかなかおもしろい。いやぁ、アイズたん、トッププレイヤーだけあって強すぎる。人類最強なんだっけか? ほんと、パーティ組む必要がないんじゃないか。他のメンバが足手まといに見えるぐらい強いんですけど(^^;。ただ、強いといっても神は超えられないんだよね? 神様たちの暗躍も見え隠れするストーリーで、このまま無双していくのかは気になるところ。

それにしても、イラストが はいむらきよたか なのは、どうにも『禁書』のイメージが強すぎて違和感大きいのだけど、どうしてイラストレーターを変えたんだろ??

[ 2014.01.26 ]


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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 /大森藤ノ

すげぇぇぇぇっっっ!! や、初めて臨む中層で、不慮の事態で絶望的な状況に陥るベルくん一行……。いやもう、すごくイメージしやすい絶望的な危機なので、手に汗にぎりまくりですよっ!! 初めて進む階層でトラップ発動で自位置不明でさらに……みたいな状況って、 そう、『Wizardry』系のRPGだと、わりとよくある事態で、たいがいパーティ全滅するよね(^^;。状況が状況で、そして、相変わらずにリーダビリティの高い文章なので、もう、引き込まれる引き込まれる。

いやぁ、危機的状況でも前向きに生きようとするベルくんといい、帰ってこないベルくんを心配してなんとか救援をもくろむ神様が、なんとも身近に感じられて、素晴らしい素晴らしい。心配する神様ヘスティア様は、ほんと可愛いな、もう。すげー面白かったっ!!

危機を脱したあとの後半は、えっと、上級の冒険者しかいないようなところで、なんで街みたいなのがあったり、そういう展開になるかな。いまひとつ、冒険者たちのレベル分布と社会がどうなっているのか、よくわからん。成長著しいベルくんは、いっきに、トップクラスの冒険者に仲間入りしたようにも見えるのだけど、いろいろと神々の暗躍も見え隠れしてるし、今後、どういう方向に話が進むんだろ?

[ 2014.05.25 ]


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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2 /大森藤ノ

アイズたん視点のダンまち外伝。怪物祭の翌日からということは、二巻の裏か。借金返済のためにダンジョンに潜るアイズたん達を待ち受ける謎の事件と、その一方で、怪物祭の騒動に引っかかりを覚えて調査を進めるロキ様という感じで、外伝といいつつ、本編以上に物語の本質に絡みそうな話なので、時系列的に微妙に混乱するんだよなぁ。いや、これなら本編と交互にやるとか、刊行順を物語の時系列に合わせて欲しいところ。

それにしても、相変わらず可愛いアイズたん。そのアイズたんですら苦戦する敵の登場に、ベルくん大丈夫なんでしょうか(^^;。というか、作品内最強クラスであるはずのロキ・ファミリアのメンバが、外伝だと俺TUEEEEEではなく、わりと普通の主人公として、ふつーに苦戦しているので、だからこそ物語的に盛り上がるとはいえ、やっぱり、この世界のキャラたちの力量さというか、ゲームバランスというかが、いまいちしっくりこないんだよなぁ。

[ 2014.06.17 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6 /大森藤ノ

前半はストレスたまるのだけど、後半が熱くていいっ。間をいれずに、ラストまで一気に駆け抜けるスピーディな展開も素晴らしいっ!!

ベルくんを自分のものにするため強引な手段に出るアポロンに、ベルとヘスティアのファミリアは最大の危機に……。という感じで、えげつない手段を取るアポロンに、中盤ぐらいまで、とにかくストレスたまりまくりですよっ!! 中堅ファミリアからの露骨な弱小ファミリア潰し。酷いっ!! しかしそこから、仲間たちが集結し、そして、そこからの逆転の勝利が、もう、お約束の展開なんだけど、だからこそ、胸熱っっっ!! いや、お約束といっても、その見せ方は秀逸で、後半のスピーディな展開は、ほんとうに良くできてる。スピード感のために、ぎりぎりまで削った描写が、とにかく素晴らしいっ!! 素晴らしすぎるっ!!

今まで出てきたキャラたちが一気に集結する展開は、なんだか第一期完ぐらいの大きな節目に当たる内容のように思えるのだけど、次回は、いよいよフレイヤ? 巻末の次回予告を見ると、更なるなにかがありそうだけど……。

[ 2014.11.23 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3 /大森藤ノ

この外伝シリーズ、読みはじめは、本編のどこに対応するかわからなくて、いつも混乱するな。今回は、2巻の後半から3巻のはじめにかけての話か。いやぁ、さすが、Lv.6。アイズたんTUEEEEEEEEEEっっっ!!

そのアイズたんですら苦戦する敵もきちんと出てきたりして、強い主人公による爽快さを演出しつつ、強敵との熱いバトルを魅せつつと、ほんと面白いっ!! 加えて、めちゃくちゃ強いアイズたんだけでなく、半人前のレフィーヤも絡ませることで、ベル君とは別の成長物語として読ませる部分もいいねぇ。

しかし、もしかして、本編よりも物語の謎の本質に近いところを描いているような(^^;。アイズたんの産まれに纏わる謎も気になるところだけど、英雄と精霊……、ベル君がそこまで強くなるところまで物語を続けるつもりなんだとうか。や、この外伝でも物語の謎に迫っていくなら、時系列も本編と合わせて、交互に出すぐらいのことをしてほしいなぁ。

[ 2015.01.04 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7 /大森藤ノ

人間ひとり300万が相場な世界で、ナイフ1本2億……。そんな高価なナイフをすぐに失うベルくんって……。

今回は、遊郭を牛耳るイシュタルにベルが目をつけられる話。あとがきに「今回の話は劇場版みたい」とあるけれど、なるほど、ヒロインに出会って救うまでを、一冊で綺麗に纏めた話になってるのんな。捕らわれのお姫様を救う英雄譚を踏まえた展開そのままで、ベルくんかっこいいっ!! って、そのヒロインの春姫が、ド直球にヒロインらしいヒロインしてるのだけど、ヘスティアやリリ、シル、エイナさんの立場は。いやー、【ヘスティア・ファミリア】が、着実にベルのハーレムになってるなー(笑)。

春姫を巡る物語の裏で、ベルくんへの注目のされ方に、ヘスティアもさすがにおかしいと気づきはじめ、フレイヤも表に出始めるという感じだけど、今後は、いよいよオラリオ最大派閥の【フレイヤ・ファミリア】との対決という構図になっていくのかしらん? 春姫登場は、戦力補強の意味合いもあるんだろうけど、さすがに、アイズたんを超える敵はキツイよな。あー、でも、考えてみれば、今回のイシュタルのような手段がベルには効かないとなると、ファミリア間の武力抗争になっていくわけではなく、フレイヤがベルくんをあの手この手で誘惑するラブコメ展開が中心というのもありえるのか。<をい。とにかく、続きも楽しみだっ!!

……しかし、今回のイシュタル、そこまで酷い扱いをされるほどの悪い神でもないのに、さすがに不憫すぎる(^^;。

[ 2015.04.16 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア4 /大森藤ノ

あの絶望的な場面で仲間を鼓舞するフィンの台詞が熱いなっ!! あと、熱い展開の中でのはいむらきよたかのイラストは映えるわ。熱さが迸っていて、いいねっ!! マジ、すげー熱すぎるだろっ!!

そゆわけで、本編をアイズたん視点で書き直した外伝の第四弾。今回は、本編三巻のベルくんの特訓からミノタウロス撃破、そして、未踏の59階層攻略まで。うん、59階層の攻略が、マジに熱くてすげぇ。しかし、えっと、単にアイズたん視点というだけでなく、微妙に本編と細部を変えてきてないか。やはりレフィーヤをヒロイン化する計画なのかな(^^;。……今回明らかになった地下ダンジョンの秘密は、うーん、どのくらいヤバイ話なのか、いまひとつわからん。所詮、ひとつの街の危機にすぎないような? 神々が本気にならないといけないような、もっと世界の危機のような感じかと思ってたのだけどな。

[ 2015.05.19 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 /大森藤ノ

命、リリ、ヴェルフ、エイナ、シル、ヘスティアという各登場人物に焦点を当てた短編集。そして、第二部完。それぞれのキャラの変わった一面が見れるのはいいね。特に、ヴェルフというか、ヘファイストスが可愛くてよい。シルの出生の秘密は中途半端な気がするのだけど、今後ストーリーに絡めてくるのかなぁ。そして、フィンの年齢っ!!(笑)。……それにしても、いきなり戦争をはじめてて、ビックリしたよ(^^;。神様同行の戦いも新鮮だったけれど、でも、基本、神様たちはアホすぎるよなー。

しかし、サブタイトルが「飛空士」シリーズなのだけど、意図的なのだったら、徹底すればいいのに。

[ 2015.06.13 ]


ソフトバンククリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 /大森藤ノ

♪モーンスター、♪モーンスター、というわけで、モンスター娘登場。テイムがある世界なのに、なにを大騒ぎしてるんだ?と思ったのだけど、なるほど、モンスターの使役は、実質、ガネーシャファミリーの専売なのか。それにしても、はじめに幸せなシーンを描いた後で、それが失われていくだろう予感を漂わせての展開はせつないわー、せつないわー。

お人よしのベルに、憎まれ役を買うリリをはじめ、春姫や命も含めて綺麗に役割分担されているのが、ファミリーの人間関係にきちんと厚みが出てる風で、なかなかいい感じ。そして、モンスター娘・ウィーネの登場で見えてくるダンジョンの秘密やウラノスの思惑は、うーん、今まで描かれてきたものからすると違和感があるように思えるのだけど、どうなるんだろ? ……今回が上巻、次巻が下巻という構成らしいのだけど、えっと、敵役が、いかにもやられ役という感じで、そこまで、ページ数を割く必要があったんだろうか。ああいう敵は、さくっと倒して解決でいいと思うんだけどなー。それよりも、下巻はやっぱり、ヒロイン修羅場が見せ場なの?!

[ 2015.09.14 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5 /大森藤ノ

うわぁ、レフィーヤとベルの組み合わせが、かなりいい感じだなっ。レフィーヤ可愛い、マジ、ヒロイン。にもかかわらず、表紙イラストといい口絵といい、レフィーヤの扱いが酷いっ!! まともなイラストがないんですけど……。

そゆわけで、アイズ&レフィーヤ視点で描かれた外伝。もともとアイズ視点だった外伝ですが、いつの間にかレフィーヤ視点といったほうが正しいような内容になってるような。今回の時間軸は、本編5巻、ベルがはじめて中層18階に到達したときの話か。まあ、アイズorレフィーヤ視点であれば、今回は、そんなに大きな事件もなく、ほのぼのと終わるのかと思いきや、えっと、ベルくんは、いつの間にそんな戦闘をしてたんだ? さすがに、そこまでの冒険にもかかわらず本編に欠片も描写がないのはどうよ(笑)。

いつもの外伝であれば、可愛いアイズたんの話がメインになるのだけど、今回は、レフィーヤ可愛いという話ですねっ!! レフィーヤ視点でみると、うん、アイズは、むしろベルの姉的なポジションで、レフィーヤこそが恋人的なポジションとしてベストだと思う。本編見てると、ベルの恋人候補はたくさんいるけれど、ここはぜひとも、レフィーヤに恋人の座を獲得してほしいなー。圧倒的なヒロイン力だと思いますよ、レフィーヤ。

[ 2015.10.15 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10 /大森藤ノ

うわぁ、想像以上にウィーネやベルに残酷な展開で、読んでてしんどかった。しかも、ラストもスカッとするようなものでなく、これは陰鬱な気分になるなー。

人とモンスターにもかかわらず心を通わせ、しかし、人とモンスターだからこそ別れ離れにならざるを得なかったベルとウィーネ。そのウィーネたち理知的なモンスター集団に、人間の悪意が襲う……。うわぁ、相手はモンスターだからと、残虐の限りを尽くす悪意まみれの人間たちと、襲われる竜娘ウィーネたち。そして、そのウィーネを救おうとして人間社会から窮地に追い込まれるベル。もう少し明るい未来を予想していただけに、ここまで暗く容赦のない展開は、これは読んでてしんどいよ。そして、ラストも、その陰鬱な気分を晴らすようなスカッとするようなものでなく、だからといって、徹底的に厳しい展開というわけでもなく、どうにも中途半端で宙ぶらりん。まあ、ここは続巻以降のヘルメスさんに期待なのかなー。熱い展開で決してつまらないわけではないのだけど、どうにも、気分が晴れないなー。

[ 2016.05.20 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6 /大森藤ノ

外伝『ソード・オラトリア』なのでアイズたん視点、と思いきや、まさかのアマゾネス姉妹、ティオネ&ティオナの主役回。しかも、水着回でもあったり。まあ、表紙のイラストの通りなんですけどっ!!

そゆわけで、オラリオ近郊の港街メレンに赴いたティオネ&ティオナ姉妹は、生まれ育ったアマゾネス集団と対峙することに……、という話。や、ダンジョンに潜っているわけでもないのに高レベルばかりの集団というのは、ちょっとどうかという気もするのだけど、あの天真爛漫な感じのティオネ&ティオナの過去が、思った以上にハードなのが凄い。まあ、物語としては、一冊で綺麗にまとまった内容で悪くないのだけど、ただ、アイズたんの出番が少なめだし、いくら強いといっても、オラリオ外のファミリアと、あのファミリアが敵というのは、やっぱり物足りなさがあるよなぁ。その状況で、そこまで危機を演出しなくても、もっとティオネ&ティオナが強くてもよかったんじゃね?という気も……。

[ 2016.06.23 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11 /大森藤ノ

王道万歳っ!! 素晴らしい~~~っっっ!!

モンスターに味方したため地に落ちた信用の中、地上に取り残された「異端児」を帰還させるため、ベルたちはロキ・ファミリアと真正面から戦うことに……。正直、作者の引いたレールをそのままなぞるようなベタなストーリー進行なのだけど、だからこその王道的な盛り上がりっ!! 素晴らしいっ!!

都市最強のロキ・ファミリアとの戦い、さらに、フィンやロキが手心を加えるようなことがないような描写までいれていたので、もっとベルたちを追い込み、もっと犠牲も出るような熾烈な展開になるのかとも思っていたのだけど、さすがにそこまでは踏み込まなかったか。ロキ・ファミリアの面々はあまり本領を発揮してる感じはなく、そこは残念。

でも、ベルのレベルが2つぐらい上がってもいいような、ハードな戦いの連続は凄かった。特にラストのバトルの素晴らしさっ!! やっぱ、猛牛かっ!! や、フレイヤ様もいい働きするわ。<をい

バトル終了からのエピローグがまた、綺麗すぎるだろっ!! 各段に成長したベルくんに、今後が期待すぎるのだけど、えっと、結局、レベルは上がってないの?(^^;。

[ 2016.10.16 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7 /大森藤ノ

ロキ・ファミリア最大の危機。圧倒的な絶望感っ!!

人造迷宮クノッソスに誘い込まれ敵の姦計にはまり、全滅寸前のロキ・ファミリア。その絶対絶命の危機に、ラウルが、ティオネが、ティオナが、ガレスが、ベートが、アイズが、ロキ・ファミリアの一級の団員たちが、それぞれに活躍を見せながら逆転する展開。そして、健気な眼鏡っ娘が(T-T)。いやぁ、これでつまらないわけがないっ!! まあ、もうちょっと、アイズに見せ場を作ってもよかったように思うのだけど、主要メンバー全員に見せ場を作るような物語だったので、さすがに仕方ないか。

でも、前半の危機感が凄まじかっただけに、アレで主要メンバが誰も死ななかったのは、ちょっと出来すぎで違和感あるよなぁ。あそこまで演出したら、半分ぐらいは殺しておかないと納得できないような展開だったと思う。それに、そこまでロキ・ファミリアを追い込むような事件だったのに、本編だとぜんぜん触れてないのもちょっと……。あとがきを読むと、事前のプロットが没になって、あわてて捻り出したストーリーみたいだけど、ちょっとやりすぎちゃった感があるよなぁ。仕方ないのか。

そういえば、タナトスさんは何でも知っている。生死は裏表だったら、それこそ、人口が増えれば増えるほど、還ってくるものもじゃんじゃん増えるはずなんだけど、理屈おかしくないですかね?

[ 2016.12.20 ]


SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー /大森藤ノ

借金の形に売られた美人というとエロエロな展開しかないと思うのだけど、なんだろう、このガッカリな展開はっ。……それにしても、こんなに謎すぎる人でしたっけ? シルさんって??

そゆわけで、『ダンまち』シリーズ番外編。『ダンまち』シリーズの外伝には、すでに 『ソード・オラトリア』があるわけだけど、『ソード・オラトリア』が実質本編と似たような内容な一方、この『クロニクル』のほうは、ふつうによくある番外編ですな。今回は、リューというか、リューの働く酒場「豊穣の女主人」の面々を描いた短編だけど、うわっ、あの酒場って、こんなに凄いキャラの集まりだったのか。とくに、シルさんがいったいどういう。怖い……。

[ 2017.03.29 ]