マテリアルゴースト


富士見書房 富士見ファンタジア文庫
マテリアルゴースト /葵せきな

いまいち。ストーリーに緩急をつけようと意識してたり、いろいろと工夫してたり、まあ、頑張ってるのはわかるんだけど、ちょっと小説として無駄が多く完成度が低いかなー。あと、向き不向き的に、文章だけで魅せるライトノベルというより、絵や音楽と組み合わせたヴィジュアルノベルで書いた方が良いんじゃないかしらん?という気もしたり。

「第17回ファンタジア大賞 佳作」。事故で幽霊がみえるようになってしまった自殺志願のケイと、そんなケイに纏わりつく幽霊娘ユウの物語。まあ、構成的に無駄が多くバランスが悪いというのはある意味仕方ないと思うのだけど、それより、主人公と付き纏う幽霊娘、それにヤキモキする巫女少女といった構図が、いまいち効果的に仕えてないというか、キャラが魅力的に描けてない、という辺りが残念だよなー。着想や方向性は、そう悪くないと思うだけに、もったいないなー。

参考:
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[ 2006.01.23 ]