三流木萌花は名担当!


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三流木萌花は名担当! /田口一

はきゅ~、最高傑作級ぅぅぅぅぅっっっ!! もうもう、萌えのわからぬ新人小説家に対して、一肌も二肌も脱いで、一生懸命、萌えレッスンする三流木萌花に、あうあう、にやにやが止まらない~~~。いやぁ、めちゃくちゃ素晴らしい萌え文学界のラブコメですぅっっっ!!

「担当命令よ! 萌えでエッチなラブコメを書きなさい!」 というわけで、初心な新人小説家の少年・時任孝一が、ふとしたことで担当になったクラスメートの三流木萌花のレッスンを受けて、萌えとエッチを学びながら小説を書き進めていくという、だははははははっ、いやぁ、素晴らしい素晴らしい。恥ずかしがりながらも、身を挺してレッスンする三流木萌花、さいこぉーーーっっっ!! いや、エッチなラブコメパートだけじゃなく、後半の熱い展開も素晴らしいっ!! 『魔女ルミカの赤い糸』ではエッチシーンは素晴らしかったもののそれ以外はいまいちだった印象の田口一だけど、なかなかどうして、この『三流木萌花は名担当!』は、エッチ以外もきちんと面白いっ!!

惜しむらくは、風見さんの出番が少なすぎる件。そこは、きちんと恋愛に絡ませないと、ラブコメとしては、片手落ちだろ……。

[ 2009.09.28 ]


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三流木萌花は名担当! 2 /田口一

だははははっ、素晴らしい素晴らしい。美少女な担当編集が身体を張って、初心な新人作家に萌え作品を書かせるシリーズ。今回は第二巻ということで、順当に、新キャラ投入なんだけど、新キャラは取次かいっ!! また、微妙なところを攻めてきたなぁ。や、お嬢様のムチャクチャな言動が笑える笑える。

って、表紙のスク水展開はどこよ?(^^;。読み終わってみると、ドタバタは楽しいものの、ちと、エロ展開が弱いかしらん。<をい。……そもそも、新キャラの華撫さんは愉快なんだけど、キャラ配置はバランスが悪いよなぁん。ヒロインの萌花をはじめ、どのキャラも、いまいちキャラが弱く役割分担も微妙で印象が薄い印象。せめて、もうちっと主人公に絡ませないと辛いんじゃね? そういう意味では、ラストの展開には期待なんだけど……。

[ 2010.01.13 ]


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三流木萌花は名担当!(3) /田口一

最近、一押しだった『三流木萌花は名担当!』なのだけど、かなり残念な最終巻。打ち切りで仕方なかったんだろうけど、いきなり、輪廻姫の成長物語になってる件。それでも楽しめりゃいいんだけど、エロコメも業界ネタの何もかもがダメダメで、正直、全く良いところがなく、ガッカリとしか言いようがない。

イラストを描くことを巡って親と喧嘩した輪廻姫は、孝一の元に転がり込むが……。というわけで、最終巻らしいエピソードにしたかったんだろうけど、いきなり輪廻姫の成長物語にして、誰が喜ぶと。さらに突然の路線変更は、この作者の力量では器用に纏められるわけもなく、何もかも中途半端。いやぁ、酷い酷い。最後まで、エロコメだけで突き進んで欲しかった……。

[ 2010.04.04 ]