やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。


小学館 ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 /渡航

すんげーおもしろかったっっっ!! 『僕は友達が少ない』(→感想) と似たコンセプトの作品だけど、「どうみてもリア充だろ」という『僕は友達が少ない』に比べ、こちらの方がストレートに「ぼっち」な雰囲気が出ていて痛い。って、帯で、『僕は友達が少ない』の平坂読が絶賛してるのが凄いな。

友達のいない比企谷八幡は、先生によって強制的に奉仕部に入部させられるが、その奉仕部は、美少女すぎて孤立していた雪ノ下雪乃が在籍しているだけだった……。という感じで、『僕は友達が少ない』同様、友達がいない人間が集った部活の話。とにかく楽しいのが、ヒッキーとゆきのんを中心とした会話。ゆきのんは、脳内ではずっとCV.斉藤千和(というか[TVA]『化物語』の戦場ヶ原)で喋ってたのだけど、ああ、ドラマCDは 早見沙織なのか。それはともかく、ほんと何事も斜めからみる高二病のヒッキーととにかく毒舌なゆきのんが楽しい。絶妙すぎる。今のところ、ラブコメ展開は予感を感じさせるだけで薄味だけど、どうなるんだろ? 続きも非常に楽しみです。

[ 2011.12.03 ]


小学館 ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 /渡航

なんだこの妹はっ!! 主人公・八幡の妹である小町が、かなり愉快で、いいキャラすぎるっ。しかし、この妹がいて、しかも兄妹仲が良いにもかかわらず、兄貴はぼっちなのか。キャラの会話が楽しい作品なので、八幡のコミュニケーションスキルが必ずしも低く見えないのが、微妙に違和感だったり(^^;。

しかし、ほんとキャラのやり取りが楽しい作品だよな。特にやっぱり、八幡とゆきのんの二人の基本のラインが非常に楽しくて Good。さて、ストーリーのほうは、ぼっちらしいひれくれ具合を発揮したラストはそれなりに大きい転換点なんだろうけど、やぱし、ラブコメには遠いんだろうか。戸塚の好感度だけは、やたら上がってる気もするけど(^^;。や、続きも非常に楽しみです。

[ 2012.01.11 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 /渡航

うわぁ、そういう展開かぁ。奉仕部から距離を置くようになった由比ヶ浜、雪乃と八幡は、由比ヶ浜を呼び戻すことが出来るのか……。という感じだけど、ラブコメになりそうでならない、微妙な距離感だなぁ。雪乃姉も登場し、今後は、家族ネタを絡めた雪乃、由比ヶ浜、八幡の三角関係に発展していくのかしらん?……それにしても、なんやかんやでまっとうになりつつある八幡に対して、材木座がクズすぎるな(^^;。

[ 2012.01.20 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(4) /渡航

ほんと青春してるな、こいつら。今回は、夏休み。ぼっちな八幡の所属する奉仕部+αでキャンプ場での小学生相手のボランティアに、という話だけど、ぼっち、ぼっち言ってるわりに、恋に友情に、どうみても青春してるのが凄いなぁ。なんやかんやでリア充な夏を満喫してやがる……。なんといっても、八幡と葉山とのやり取りとか、青春がほとばしってるっ!! そして、花火のシーンの由比ヶ浜がいいねっ!!

小学生の留美に纏わる話も、その発想はないわ、八幡。というか、採用する周りはどうなのよ(^^;。や、葉山との関わり、対比が目立つようになってきていて、雪乃との関係も含めて、今後の展開が楽しみだなぁん。

[ 2012.04.11 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(5) /渡航

潔癖だなぁ、八幡。ラストの雪乃に対する八幡の独白は、ちとビックリ。いや、八幡らしいといえば八幡らしいけど。

そういうわけで、雪乃のいない夏休み編。とりあえず、戸塚マジ天使。そして、由比ヶ浜の頑張りのわりに、八幡の護身は相変わらず凄いな。そしてそして、雪乃姉は相変わらず怖ぇ。それにしても、正直、もうちょっとストーリーを動かすのかと思ってたのだけど、さほど何事もなく夏休みが終わってしまうとか、青春モノなのにわりと地味な夏休みだよなぁ(^^;。いや、だからこそ、この作品らしいか。そして、やっぱりラストの独白というか、八幡の心情変化がターニングポイントなんだろうけど、次巻以降、八幡的に、なんやかんやで態度には変化しない気もするのだけど、どうなるんだろ。

[ 2012.08.02 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(6) /渡航

八幡、ここまでわかりやすく自己犠牲的な精神の持ち主だしたっけ!? これはカッコイイわ。ぼっちなのに、ハーレム展開になりつつあるのもわかるわぁ~。

というわけで、文化祭。八幡には本来無縁のイベントなのに、何故か実行委員に選ばれてしまい……、と、いやぁ、私も、文化祭とかぼっちな人間だったので、八幡のモノローグが、いつも以上に痛い痛い。まあ、それはともかくとして、今回、八幡は、いつも以上に積極的で、ぼっち特有の観察眼と的確な計算、そして、揺るがない実行力で、今まで以上に、優秀さと優しさを示してる印象。ほんと八幡、優秀すぎて怖いわ。作品が違えば、天下を取れるレベルの凄さだよな。何故、その力量を、ひきこもりになることに使うかな(笑)。そして正直、今までの八幡からすると、自分を傷つけてまで相模を救う動きはしないと思うのだけど、あれは、ベタに自己犠牲すぎて優しすぎる。平塚先生とか気づく人間からすると、たまらんだろ。ほんと八幡、凄いんだけど、この先、どういう方向に進むんだろ!?

[ 2012.11.24 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(7) /渡航

前巻の展開が展開だけに、どうなるかと思ったけれど、さすが、ぼっちである八幡の立ち位置は変わらんか。そして、うわぁ~、修学旅行が、八幡含め、普通に青春だっ、青春しまくってるっ!!

そゆわけで、修学旅行編。今回、奉仕部に持ち込まれた依頼は、恋の相談。無茶だ、どうみても人選ミスすぎる(笑)。まあ、恋の相談でも、八幡は最後まで八幡らしいのだけど、ただ、いろいろと示唆的で、今後の展開への仕込みが多そうな内容すぎる。八幡の解決方法はいつも通りなのだけど、いつもと違っていちばんダメージ受けてるのが、由比ヶ浜と雪ノ下というのが。現状維持を望む決着というのも切ないなぁ。恋愛モノとして、八幡、攻略の難易度がべらぼうに高すぎるぅ~。

それにしても、戸塚が、八幡の妄想の産物じゃないか?ってぐらいマジ天使なんだけど、なんであそこまで可愛くて、八幡べったりなのか、ほんと謎すぎるなぁん。

[ 2013.04.23 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 /渡航

短編集。表紙の三浦が思った以上に映えて、いいイラスト。内容は、まあ短編集なので、いつもに比べると俺ガイルらしい強烈さに欠ける印象だけど、柔道部ネタは、いかにも八幡らしいなぁ。傷口を抉る抉る(笑)。……それにしても、平塚先生がもてないキャラを演じてるのが、この作品の七不思議だよな。現実にいれば、普通にモテるキャラだと思うぞ(^^;。

[ 2013.11.09 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(8) /渡航

八幡の作戦は、なにかヤバそうなフラグをビシバシ立ててたので、恐ろしいことになるかと思って身構えていたのだけど、あれ?? フラグが発動していないような。いや、すでに致命的な失敗を犯していて、まだ問題になっていないだけかもしれないけれど……。

修学旅行を終えてギクシャクする八幡たち。そんな八幡たちに、生徒会選挙に関する依頼が舞い込む。と、うわぁ~~、いままで化け物じみていた八幡が、普通に青春ストーリーの主人公をしている……。八幡がそういう行動に走るとか、もう、まさかの展開ですよ。

いやぁ、「このまま、エンディングか?」と思わせるような展開だったけれど、さすがに、そう簡単には終わらせないか。生徒会選挙のネタが出てすぐに、「奉仕部がそのまま生徒会になるのがいいんじゃね?」と、読者はみんな、そう思ったと思うのだけど、うわぁ、きちんと潰してくるか、八幡……。ああぁ、ラストのめぐり先輩の期待図がほんと切なくて涙が出てくる。

やっぱり、いろいろと致命的なことをやらかしてる気がするのだけど、次巻が怖すぎるな……。

[ 2014.01.30 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(9) /渡航

生徒会選挙への対応を巡り、バラバラになった奉仕部は……。と、八幡の致命的な失敗が、もっとわかりやすいイベントになるのかと思っていたのだけど、なんだか、メンドクサイ話になってるな。そして、ぼっちのヒーローだった八幡は、完全に、悩みに悩む青春モノの主人公になってますよ(^^;。

やー、ほんと、まさか八幡がなー。平塚先生からの部室での展開はビックリですよ。ただ、前巻、八幡がみんなに助けを求めた場面は、すごく盛り上がったのだけど、それに比べると、ちょっと盛り足りないか。やっぱ、八幡の物語としては、前巻がある意味での到達点だと思うのだけど、今後、どうするんだろう。あとがきによると、そろそろ終盤らしいけど。

そいえば、今巻の名場面といえば、焼肉屋での戸塚がマジポイント高いわ。素晴らしい。

[ 2014.05.11 ]


小学館 ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 /渡航

.5とナンバリングされているので短編集かと思ったら、体育祭イベントで本編でもおかしくないようなガチな話だった。もっと軽い内容を予想していただけに、重かったわー。

内容は、体育祭イベントで文化祭のリベンジ、再度委員長になった相模をフォローする八幡たちという展開だけど、相模にリベンジのチャンスを与えるとか、それを相模が受けるとか、正直、ちょっと無理あるよね(^^;。あと、八幡のエゲツない解決方法はいつも通りで、それを雪乃が受けるのまではわかるのだけど、城廻先輩とかがいて、あそこまで露骨にエグイ案を実行するのかなー、というのは、ちょっと違和感。八幡の解決策って、雪乃がいて少人数の奉仕部だからこそ採用できるのであって、もっと大きな枠組みだと、なかなか採用しないんじゃないかと。今回は特にイヤらしいし。まあ、あのやり方があってこその『俺ガイル』という感じではあるけど。

もう一編収録されていたクリスマスの話は、こちらは和む~。どうみてもリア充にしか見えないよな、八幡。自分をないがしろにしがちな八幡なので、その八幡のこういう幸せなシーンはいいわぁ~。

[ 2014.08.23 ]


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(10) /渡航

三年への進級を前に行われる進路調査。同じクラスになることを望む三浦を前に、葉山の選択は……。と、いやー、今までと違う態度を見せる葉山と、そんな葉山にやきもきする三浦という構図で、恋する乙女然として三浦可愛いわー。

それにしても、私は理系以外考えられない成績だったので、同じクラスになるため/ならないために、進路を選択するという考えは、ちと感心した。さすが、リア充グループだ。そして、そういう考えから完全に無関係な八幡は、さすがすぎる(笑)。ただ、なんやかんやで交友関係を広げている八幡だけど、その八幡周りの関係は、今回はあまり進展なしか。雪乃の噂にもまったく揺るがないあたり、今後、どういう風に進むんだ? 次あたりで、バレンタインデーとか小町の受験とかの季節だと思うのだけど、なにか動きがあるのかしらん?

[ 2014.12.15 ]


小学館 ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 /渡航

いろはすこと一色いろは回。いろはすも、雪乃、結衣、八幡の三角関係に入ってきそうな雰囲気だったけれど、さすがにそれはないのかしらん。なんやかんやで、いろはすは可愛くて憎めないし、そして、八幡はホント優秀だなぁ。そして、相変わらず、材木座の扱いが酷い(笑)。考えてみたら、主要メンバで今回の最初の短編のメインなのに、巻頭の登場人物紹介にも名前がないんだよなぁ。

一応、短編集的な作りだけど、一冊で、綺麗に纏まった構成になっていて、にくい。ラストの小町との短編もまた、冬の夜らしいどこか寂しげな雰囲気が出ていていいですな。

[ 2015.03.30 ]


小学館 ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(11) /渡航

ちょうど今放映していたTVアニメ第二期12話、13話の内容。いかにも最終回間際という感じの内容だけど、TVアニメのほうは、13話で終わるんだよね。劇場版の告知があるわけでもなく、凄いところでアニメ第二期終わったよなぁ。

と、アニメのほうはともかくとして、この巻は、バレンタインイベントからの由比ヶ浜の決意。うわぁ、ここにきて、三人の関係が決定的に変わるような一歩を踏み出しますかっ。やたら違和感を強調するところに、むしろ違和感を覚えるような展開だったけれど、由比ヶ浜の行動も、この違和感があってこそか。終盤の素晴らしい空気感。はじめの頃の八幡や雪乃からすると、今のぬるま湯のような関係は気持ち悪いけれど、ただ、奉仕部+いろはすの関係は、それはそれで続いてもいいと思ったのだけどなー。

しかし、バレンタインイベントに、まさか材木座もいたとか。どう考えても居場所ないだろ(笑)。そしてこの巻、いつもに増して、アニメとかの小ネタが多かったような(^^;。

[ 2015.06.29 ]