俺の妹がこんなに可愛いわけがない


メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない /伏見つかさ

眼鏡っ!! 眼鏡っ!! 天然系の眼鏡っ娘で、幼なじみですよっ!! くうぅぅ~~~~~。

最近、ネットで話題になっている『俺妹』。「眼鏡の幼なじみが素晴らしい」と評判らしいので、遅ればせながら買ってきました。いやぁ、確かに素晴らしい天然形の眼鏡っ娘っ!! 田村麻奈実ちゃんっ!! まったりとしつつバレバレな、主人公好き好きオーラが、ホントぽやぽやっと素晴らしいっ!! さらに、眼鏡っ娘といえば、オタク系コミュニティサイト管理人の沙織お嬢様もいらっしゃいますが、眼鏡を取るとカワイイ系というのは、ちょっとマイナスポイントだと思ったり。

ストーリーにも触れておくと、美人で今風な妹は、実は、隠れオタク。その妹の秘密を知ってしまった兄貴が、妹に振り回される、という内容。コメディとしてもヒューマンドラマとしても出来がよく、非常に面白かったです。萌えというよりもリアルを感じさせる妹の描写が秀逸。正直、前作の『十三番目のアリス』は力不足な部分が目立つ作品だったので、構成やキャラの見せ方、演出も、格段に巧くなっていてビックリしましたよ。ほんとにめちゃくちゃ面白かったぁ~。

[ 2008.08.19 ]


メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2) /伏見つかさ

う~ん、もともと単巻前提の、一発ネタ的な内容なので、シリーズ化はツライかなぁ。いや、方向性を変えてくるならともかく、やってることは1巻と同じでインパクトは確実に劣ってるだけ、明らかに、1巻の劣化コピーでしかないのが、にんとも。

とはいえ、思わずニヤニヤするような、おたくネタ満載な内容は健在。隠れオタクの妹とその妹に振り回される兄、今回は、兄妹で夏コミに行くことに……。と、まあ、小ネタの数々は面白いんだけど、肝心のストーリーは、あまりに強引な上に1巻の焼き直しでしかないので、正直、いまいち。あと、オタクやネットねたは、小ネタで終わるならいいけど、変に、作者の主義主張も混じってるような物言いなので、そこはどんなもんかなー。あとがきによると、三巻からは多少アプローチを変えるらしいので、それでどうなるかだなー。

[ 2008.12.16 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3) /伏見つかさ

麻奈実さいこーーーーっ!! 地味眼鏡の幼なじみとの、ほのぼのとしたアレコレが素晴らしすぎるっ!! うひゃあ、にやにやが止まらなぃぃぃぃっ!!

というわけで、オタク趣味で迷惑な性格の妹に振り回される兄貴を描いたシリーズ第三巻。とにかく、幼なじみの麻奈実とのやり取りが楽しくて仕方ないんだけど、……ただ、それ以外の部分は、かなり酷いと思う。特に、後半のケータイ小説ネタなんかは、ワナビの人ならピンポイントに面白いネタなんだろうけど、そうじゃない私には、置いてけぼり感が強くて、にんとも。ストーリー的にも、妹がほとんど絡まないで進行するのは、正直、いまいちだよなぁん。

う~ん、まずネタがあって、それにオマケのようにストーリーがある作品なので、今の形式でこれ以上続けるのは、やっぱり、無理があるんじゃね? あとがきによると、次巻ではコメディ中心の短編形式になるようなので、それには期待なのだけど。

[ 2009.04.11 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4) /伏見つかさ

うひぃ~、やはり桐乃は、もはや殺すしかなかったよなぁ~。<ちげー

や、「いまどきの女の子な妹が隠れオタクだった」というネタ中心で続けるには、いい加減、相当苦しくなってきていたので、ラストの路線変更?には、かなり期待するところ。やたら黒猫が出張ってきて、幼なじみの麻奈実の出番が減ってる予感なのは、ちょっと気になるところではあるけれど(^^;。……と、今後の展開には期待なのだけど、ただ、この4巻に関しては、正直、各話の小ネタもいまいちで、メインストーリーである終盤の展開も盛り上がりに欠け、すまん、良いところがさっぱり見当たらなかったり。

[ 2009.08.13 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5) /伏見つかさ

“なんだよ、いい娘じゃんか。眼鏡もかけてるしな。”
……おいおい(^^;。

桐乃が留学に伴い退場し、黒猫メインの学園編。そして、新キャラの眼鏡っ娘、瀬菜登場。これで、なんで表紙イラストが黒猫じゃないんだ? ……と、腐女子ネタが愉快愉快。そして、綺麗に纏まった青春物語に仕立ててあって、ぐっど。いやぁ、ツンデレ黒猫の言動が可愛いねぇ~。まあただ、萌え的な描かれ方じゃないんで、攻撃力は弱めだけど(^^;。それにしても、このまま、黒猫メインで進むのかと思ったら、もう戻ってくんのかよっ!!

[ 2010.02.01 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(6) /伏見つかさ

麻奈実の出番が少なくて、がっくり。そして、前巻登場の瀬菜も瀬菜兄はともかく、本人はすでに空気すぎる~~。

そゆわけで今巻は、桐乃帰国のわりに、それぞれのキャラの日常を描いた短編的な内容で、全体に地味目。麻奈実や瀬菜はともかく、黒猫辺りも、もうすこしストーリーを展開させて欲しかったところだなぁ。……それにしても、京介が完全にエロゲ脳になっているのだけど、いつの間に、ここまで汚染されてるんだよ、をい。

[ 2010.05.15 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(7) /伏見つかさ

なっ、なんだってぇぇぇぇぇっっっ!! や、そういう兆候はあったとはいえ、驚きの急展開。いよいよデレ期に突入しつつある桐乃の変化をはじめとして、京介、モテ過ぎだろっ!! ……そして、真奈実の出番の少なさに絶望したっ!!

とある事情で恋人のフリをすることになった桐乃と京介。二人のデートと、その後の桐乃の恋人疑惑が、人間関係の微妙な変化を気づかせる……。という感じで、まるで、実妹ルートの恋愛展開。まさか、『俺妹』で、こんなにラブバトルが展開される日がくるとは、1巻の頃には思ってもなかったよ。もっとやれっ!! ……しかし、こんなに、桐乃と黒猫は輝いているのに、真奈実の出番の少なさが泣ける。そして、瀬菜は完全に攻略対象から除外されてるのんね……。

[ 2010.11.12 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(8) /伏見つかさ

うひいいぃぃぃぃ~~~、とにかく読んでて、にやにやしまくり。黒猫をはじめ、桐乃といい麻奈実といい、ラブコメ全開の内容に、もう、ごろごろしまくりですよっ!! いやぁ、楽しい楽しい。眼鏡もかけるかよっ!!

「私と付き合ってください」と黒猫に告白された京介は……。と、ガチに恋愛モード突入で、なんといっても黒猫との初々しいアレコレにごろごろですよ。転がりまくりですよっ!! 波乱を巻き起こすかと思った桐乃や麻奈実の関係も、もう素晴らしい素晴らしい。なんですか、あの麻奈実の全てを見通した余裕ぶりはっ!! そして、このあと、どう展開させるのかと読み進めていったら、まさかのアノ展開っ!! なるほど、黒猫も麻奈実も桐乃も、女の子たち凄いわ。ほんとうに深く相手を想っていることが伝わるような内容で、この優しい雰囲気がたまらないわぁ~。……それにしても、京介のシスコンぶりがマジにキモくなってるのだけど、いろいろとヤバいんじゃないか、アレは(笑)。

[ 2011.05.12 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9) /伏見つかさ

短編集で番外編。京介以外の視点で描かれてるのがポイントだけど、京介、マジ愛されてるなぁ。慕われているというか、頼られているというか、単純にラブとかモテモテいうより、深い結びつきを感じさせる雰囲気が素晴らしい。

全部で7編収録されているけど、印象的だったのは、黒猫の妹・日向視点の「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」、その続きとなる桐乃視点の「真夜中のガールズトーク」、あとは、あやせ視点の「過ちのダークエンジェル」かしらん。「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」と「真夜中のガールズトーク」は、とにかく黒猫の可愛さが引き立ってた話でした。黒猫父と京介のやりとりも気になるところ。あやせ回は、いや、あやせの内心の動きがにやにやもので、大変おいしゅうございました。

[ 2011.10.11 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10) /伏見つかさ

……私は、毎日、コンビニ弁当です。

今回は、京介がとつぜん一人暮らしを始める話なのだけど、うわぁ、どんだけモテモテだよっ!! 一人暮らしをはじめたとたん、女の子が大挙して押しかけバトルが勃発って、マジにリア充、羨ましすぎるっ!! いや、もう、ほとんどのヒロインが勢ぞろいする勢いで、ほんと京介モテすぎっ。麻奈実vs黒猫とか、あやせvs黒猫とか、沙織お嬢様もいったいぜんたい、おもしろすぎるっ!! 特に、あやせと黒猫は、なんでそんな展開に(笑)。

そして、新キャラの沙也佳ちゃん。京介は小学生女子にまで手を出しそうな勢いで、ああ、確かにああいうおせっかいを繰り広げてたら、モテモテになるよな。こんちきしょう。

さらにラスト。うわぁぁぁぁ、続きが気になって、仕方がない~~~~。

[ 2012.04.20 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) /伏見つかさ

次で最終巻か。最終決戦をひかえ、麻奈実が、黒猫が、あやせが、そして、桐乃が、決意を新たにする、という話だけど、京介があまりにモテすぎだっ。いやぁ、京介が誰を選ぶかさっぱり見えないのだけど、次回最終巻で、どうなるんだろ~。期待せざるを得ない。楽しみすぎるっ!!

まあ、今回、ストーリー的には、京介の過去編だったわけだけど、昔の京介が性格違いすぎて、違和感ありまくり。運動もできて頭もよく、クラスの中心だったって、お前、そんな奴だったのかっ。そんなに凄いお兄ちゃんだったら、桐乃が兄妹モノのエロゲにはまってしまうのも、頷かざるを得ない。しかし、その後の落ちぶれ方も含め、[TVA]『あの花』のじんたんを思い出させるエピソードだよなぁん。櫻井……。

[ 2012.09.11 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12) /伏見つかさ

計算に計算を重ねて組み立てた最終巻だよね。本文でも語られてたとおり、ラストが難しい実妹モノに対して、一応の決着を示したのは、ほんと素晴らしい。……まあ、不満が残るというか、いろいろと言いたくなるようなラストだけど(^^;。

そゆわけで、あまりネタばれしないように書くのは、なかなか難しいのだけど、とりあえず、ラスボス(笑)。さすが、満を持しての登場だけに、素晴らしい対決なのだけど、紙幅的におざなりなのは、どういうことよ!? そこは、もっとページを使って王者風格を見せ付けるような思い出シーンを盛り込むべきだろ~。まあ、京介のもっとも身近にいながら、結局、恋愛のステージには上がるのが遅すぎたということか、無念。

まあ、最後まで誰を選ぶかわからない展開だったので、何故、京介が彼女を選んだのか、いまいち納得力が弱かったのが、残念。ってか、別ヒロインバージョンの12巻が出ても不思議じゃないような展開だよなぁ。や、ラストも続編やりやすいような結末だし、きちんと完結してるんだけど、まだまだこれから商業展開があるんじゃね(笑)。や、よく出来た最終巻であるのは間違いないのだけど、やっぱ、いろいろ言いたくなるラストだよなぁん。

[ 2013.06.11 ]

伏見つかさ