ROOM NO.1301


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 おとなりさんはアーティスティック!? /新井 輝

最高傑作級ぅ~~っっっ!! 凄いよ、凄すぎるよ。ライトノベルで、こういうの書くかーーーっ!!

や、少女漫画や美少女ゲームでは見れらない恋愛描写、しかも、一歩間違えると、ただのエロ漫画だぁーー。いやぁ、こういう雰囲気の方向では、なかなか、この良さは理解してもらえないじゃないかなぁーーー。良質というには、ちとアレなのだけど、恋愛小説としては一級品。正直、新井輝にこれほどのものが書けるとは思ってなかったよ。とにかく絶賛、大絶賛。素晴らしすぎるーーー。

新井輝といえば、「センスは良いけど、文章や構成はとにかく下手」というのが、一般の通説だと思うのだけど、この作品は、センスだけで勝負した、という感じ。これだ、これなんだ、これこそ、新井輝に求めるものだろう。や、『DEAR』で褒めてた方向性とは、違う気もするのだけど、まあ、いいや(^^;。当然、ファミ通文庫で書いてるような「萌え」的なネタもなし。あと、さっちさんによるイラストも、非常に作風にあっていて素晴らしい。でも、続くのかっ。続くこと自体は嬉しいのだけど、新井輝はそこまで信用してないので、ちと不安。でも、この巻に関しては、とにかくもう、素晴らしい~~~。

とりあえず、こういうセンスの恋愛モノが好きなら、大絶賛なそんな予感。

[ 2003.09.16 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #2 同居人は×××ホリック? /新井 輝

くぅ~~~。凄いよ、素晴らしい。新井輝、さいこーーーーーっっっ!! がおー! ああああぁぁぁぁ、うきゅ~~~~~~~。や、とにかく現状で最高のライトノベルですなっ!! ばんざーーーーい!!

や、私的に、後半、冴子とのやり取りはどうかとも思うのだけど、千夜子やツバメ、綾とのやりとりがメインの前半は、非常に素晴らしいっ!! 「がおー!」ですよ「がおー!」。はうぅ~~~~、とにかく素晴らしいよ。やっぱ、新井輝は、めちゃくちゃいいわ~~~。とにかく、恋愛小説としては、一級品ですよ、いやもう、ほんとうに素晴らしいーーーっ!!

……それにしても、巻が進むと、登場人物紹介は、いったいどうなってしまうことやら(^^;。

[ 2004.06.16 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #3 同居人はロマンティック? /新井 輝

ほんとに、さいこーーーっ!! 素晴らしいーーーーっっっ!! もう、やっぱり、現存の小説の中で、間違いなく最高の恋愛小説だと思う。なんと言っても、この雰囲気っ!! このセンスっ!! 新井輝、天才っ!! めちゃくちゃ、さいこーーーーっ!!

そゆわけで、「恋愛に向いてない」という主人公の変わった恋愛模様を描いたシリーズ第三弾。いや、やっぱりこの、少女漫画とも美少女ゲームとも違う、独特な恋愛描写とその描画手法が非常に素晴らしい。さらにその上、この展開は、いったいぜんたいどうなっていますかっ!! もうもう、ステキ時空が展開しまくりですっ!! 素晴らしい、ほんとに素晴らしい。きゃぁぁぁぁぁぁっ!!!

[ 2004.09.16 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック! /新井 輝

あはははは、凄いですよ、本当。最高ですよ、本当。くわーーーーーーーーーーーーーーー! ……序盤が非常にあまあま。読んでて、ごろごろごろ~~、って感じで、あははははーーー。もう、楽しい、楽しすぎる~~。

でも、事前に親バレの情報が出てたのは、インパクト的にちと弱かったか。あと、後半戦も面白かったんだけど、ただ、もっと前半の内容を引きずると思ってたのが、ちと淡白な印象。シーナとも、当然、そういう展開になると思ったら、アレ?そういう方向なのかしらん?

とにかく次も期待。やっぱ私的には、新井輝が、今、もっとも凄い作家だと思う。

[ 2004.12.23 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #5 妹さんはヒロイック? /新井 輝

くわーーーーーーーーーーーーーー! 最・強・傑・作!! いやもう、相変わらず、凄いよ、凄すぎるよっ!! 特に、後半がもうもう、たまりゃない~~~~~。ちゅうか、そこで、三井かよっ!!<かなり、ツボにはまったらしい(^^;。ほんとに凄いよ、最高だよ~~~。

そゆわけで、私的に一押し。ダントツに面白い『ROOM NO.1301』シリーズの 第5巻。相変わらず、ライトノベルにも美少女ゲームにも類を見ない独特の作りは秀逸。全てが最高。イラストだって、裏表紙が素敵すぎますっ!! あと、とりあえず、錦織は正直イメージが違ってて、がび~~ん。ほんと、作者の新井輝の描くこの恋愛ストーリーは、抜きん出て凄いと思う。素晴らしい~~。

[ 2005.03.16 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん /新井 輝

特筆すべきは、カラーイラストの綾さんの眼鏡姿ですねっ!!

そゆわけで、番外編で短編集。うーん、ちとエロ分も弱いし(^^;、正直、ちょっと物足りないかなー。あと、番外編にもかかわらず、今後の展開に絡みそうな伏線もわりとあったりして、そこら辺もちと違和感。まあ、眼鏡な綾さんは新鮮だったので、それで良しとしやう。

[ 2005.06.14 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #6 お姉さまはストイック! /新井 輝

もともと、さっちさんのイラストは好きだったのだけど、なんだか、ぷにぷにとやたら凶悪に進化してるのは、いったい何なんですか~~。ラストのホタルとか、もう、見てるだけで、うひぃ~~~~。

というわけで、大絶賛な『ROOM NO.1301』。まあ、今巻に関しては、窪塚姉妹はなんとなく流れてしまって今後に続く&それ以外も次巻への仕込みが中心といった印象で、内容的にはあまりこう見せ場が弱く書くこともなかったりしたりして(^^;。とにもかくにも、次巻はまだかっ!!<をい

[ 2005.10.14 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #7 シーナはサーカスティック? /新井 輝

あはははっ、ラストの会話がさいこーーーっ!! あとは、千夜子とのデートも Good。サブタイトルどおり、シーナリターンな内容なのだけど、なかなか面白かったーーっ!!

そゆわけで、ホタルとのアレでソレと、さらに、シーナが戻ってくるという内容。なんだかこの巻は、誰も彼もテンションが高くて、とにかく、各キャラの会話が楽しすぎる~~。いや、そういう感じの会話が中心だった後半は、非常に面白かったのだけど、ただ、そのせいもあってか、ホタルの印象が弱いのがもったいなかったかなー。もちっと、ホタルとの描写は多くても良かったと思うのだけど(^^;。……それはともかく、ほんとにほんと、会話がさいこーっ!! 楽しすぎる~~。

[ 2005.12.15 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー /新井 輝

短編集の第二弾、エロエロ。いや、言うほどエロエロではないと思うのだけど、相変わらず、雰囲気もバランスもイラストも良くて、やっぱり好きだなぁ。中でも、書き下ろしの「私と冴子ちゃんと趣味のお仕事」が外伝らしい切り口&落ち着いた雰囲気で、なかなか。

[ 2006.03.17 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301#8 妹さんはオプティミスティック! /新井 輝

散髪さいこーーーっ!! や、夢に向かってハサミを握る千夜子、一方、シーナ&バケッツのメジャーデビューも現実的になってきて……、という内容のシリーズ第八巻。そろそろシリーズの巻引きも視野に入れてるのかしらん?という感じに、各キャラの変化と未来へのリンクが目立つ話でした。将来への話が出てくると、プロローグのせつなさが強調されて、なおいっそう素晴らしい。そろそろシーナ&バケッツの話も収束しそうな雰囲気だけど、この先は、せつなさ大爆発の予感で、非常に楽しみです。……しかしそれにしても、「なんでも器用にこなす」部分が強調されると、健一ってすごくイヤな奴だよな(^^;。

[ 2006.10.14 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー /新井 輝

ぐはははははははははっ。腹の底から大笑い、いやぁ、笑った、笑った。特に、「私と綾さんと不埒な男」が、ともかく爆笑。激しくおもしろい~~~。

4つの短編からなる短編集。短編はそれぞれ、刻也の恋人であとがきでお馴染みの鈴璃をメインとした「私と綾さんと不埒な男」、千夜子の親友・鍵原をメインとした「俺と鍵原とお試しの合コンプレイ」、刻也の妹・狭霧がエロい「私と皆と一人の夜」、『ああんっ! メガネ様☆』の担当編集・薫沢歌織をメインとした「私と今西先生と本気のお仕事」。

とにかくこう、鈴璃や鍵原が出てくると非常におもしろいですなぁん。ほんと大笑い。っていうか、本来、健一から遠いはずの鈴璃の、さらにその友人でも、きちんとキャラが立ってるのが、『ROOM NO.1301』の凄いところなんですが。……それにしても、『ああんっ! メガネ様☆』の露出が激しいんですが、これは、いったいどういうことですか(^^;。

[ 2007.02.14 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301#9 シーナはヒロイック! /新井 輝

「俺たちは全部、手に入れるぜ」 ……ヤバイ、ヤバイよ。只でさえエッチ三昧な健ちゃんが、シーナに影響を受けて、危ないことを言い出してますよ(笑)。エロエロだ、マジにエロエロすぎるぅ~。

一年ぶりの本編新作。シーナ&バケッツも TV出演、シーナの話もいよいよ佳境、といった内容なのだけど、おおう、健ちゃんが自分を肯定しはじめていて、ビックリですよ。ストーリーも大きく動くのかしらん? それはともかく、いつも通りの雰囲気のある描写で、相変わらず素晴らしい。次巻は、とうとう日奈が、がふぅ~~。

[ 2007.10.13 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・ふぉー /新井輝

『ROOM NO.1301』の短編集4冊目。おもしろい/つまらないという以前に、どの短編も本編の補足説明的な要素が強いかな。エリと幽霊マンションの関係が匂わされる「私とエリさんと嫌でも目立つ自分」がなかなか興味深い。笑えたのは、メガネがクドい「私とお嬢様とメガネなお仕事」かしらん。

[ 2008.01.13 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301#10 管理人はシステマティック? /新井輝

いかにも、「物語の纏めに入ってます」という急展開にビックリ。あぁ、いよいよ次回最終巻かぁ~~。

佳奈への告白で傷つく日奈。そんな日奈をきっかけに、13階の住人たちは少しずつ変化を見せてゆく……。と、それはさておき、あとがきでお馴染の鈴璃が本編初登場っ!! いやぁ、鈴璃は、本編でもパワフルで、存在感の大きいこと大きいこと。そして、ストーリーはいよいよ佳境に。正直、いつもと違う雰囲気に違和感を覚えないでもないけど、凄いところで次巻に引いていて、続く最終巻が待ち遠しいぃ~~。

[ 2008.09.27 ]


富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301#11 彼女はファンタスティック! /新井輝

おっ、おいっ、あのラストはなんだっ!!(爆笑)。や、ラノベではいちばんのお気に入り『ROOM NO.1301』も、とうとうシリーズ完結の大団円かぁ。

病院に駆けつけた健一は、冴子がいつ死んでもおかしくない重篤な病状だったことを告げられ……。という感じで、健一があまりにヘタレで情けなくて酷すぎる件。そして、千夜子が泣ける(T-T)。や、10巻からの展開や各キャラの心情変化も急すぎるので、正直、あともう数巻使って描いて欲しかった部分はあるのだけど、なにはともあれ、エピローグに後日談を含め、綺麗なラスト?でした。というか、後日談が全てを持ってったような(爆笑)。

[ 2009.03.21 ]