Gシリーズ


講談社 講談社ノベルス
φは壊れたね /森博嗣

森博嗣の新シリーズ。この 1冊に関しては、犯人はわりとバレバレだし、ストーリーもいまひとつだしで、あくまで登場人物の紹介にしか意味がないような。まあ、その点では、新ヒロインの加部谷は、私的には好感触。……そゆわけで、新シリーズは、萌絵の後輩、というか、国枝研究室に出入りしてる学生さんをメインにした話。微妙に、大学生の恋愛キャンパス、どきどき三角関係な予感で、今後にはわりと期待ですなん。

[ 2004.09.14 ]


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θは遊んでくれたよ /森博嗣

うきゅぅ~~~~~~~~、やっぱ、萌絵&犀川、さいこーーーーーーっっっ!! あの二人のアレでソレな会話を読んでるだけど、もうもうもうもう、はぅ~~、ごろごろごろ~~~~。素晴らしすぎる~~~。

そゆわけで、「S&M」、「V」、「四季」に続く新シリーズの第二弾。いやぁ~、やっぱ、犀川と絡んだ萌絵は良いねぇ~~。ちゅーか、新シリーズの加部谷と海月は、やっぱ、いまいちなんだよなぁ。いや、キャラ的には悪くないんだけど、あの性格だともうちょっと段階が進まないと、面白いシーンはなかなか描けないだろ~。さっさと、もっとラブラブ展開にならんかいっ!! こんちきしょーーっ!!

まあ、とにもかくにも話も膨らんで行きそうなので今後に期待。ただ、面白さが、ちょっと旧シリーズに依存しすぎな気はするんだけど。

[ 2005.05.23 ]


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τになるまで待って /森博嗣

うひー、シリーズ三冊目ということで、加部谷x海月もなかなか良くなってきたよ~。

そゆわけで、萌絵をはじめとする旧シリーズのキャラが出ていれば満足な本シリーズ。って、シリーズ三冊目にして、や~~っと、加部谷をはじめとするこのシリーズのキャラ達も味が出てきたという感じ。まあ、もちっとラブラブが強くなればさらに嬉しいんだけどなぁ。<ちげー。……とりあえず、エピローグが非常に思わせぶりで、とにかく今後が大期待。はやく続きが読みたい~。

[ 2005.09.09 ]


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εに誓って /森博嗣

バスジャックですよ、バスジャックっ!! や、乗客をはじめとして各登場人物を短いスポットで順々に描いてく的な演出なのだけど、緊迫感のある内容にマッチしていて、Good。さらに、そんな緊張感ある描写の中で、脱力するような会話も混ぜ込んであって、それがまたほどよいアクセントになっているわけよ~。……まあ、そういう描き方なので、加部谷にしろ、萌絵にしろ、駒的な扱いが強くて、キャラの魅力が半減してるのは残念ではあるけれど、まあ、仕方ないかな。あと、ラストのオチは、正直、陳腐な印象しか持てなかったので、そこはガックリ。

[ 2006.05.22 ]


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λに歯がない /森博嗣

萌絵は凄いな。や、萌え小説でオススメは?と聞かれたら、まず第一に森博嗣を薦める私だけど、その森作品の中でも、萌絵はやはりダントツだと思う。赤柳との対峙のシーンとか、もうゾクゾクです。<それ、“萌え”じゃない(^^;

そゆわけで、「S&M」「V」「四季」に続く「G」シリーズの第5弾は、密室状態の研究所で身元不明の4人の銃殺体が発見される、という話。先日読んだ、森博嗣の『カクレカラクリ』に比べると、おなじみのキャラで存在感が段違いな分、この『λに歯がない』が遥かに面白いという印象。キャラの会話中の細かな演出が、めちゃくちゃ楽しい。もう、事件そっちのけで、お茶だけ飲んで会話しとけよっ、というぐらい、面白いです。……ストーリーに関しては、赤柳その他は、出番にちょっと唐突感があって、そこら辺は残念かな。まあ、この一冊単体ではなく、シリーズ通しての仕込みだろうから、仕方ないんだろうけど。

[ 2006.09.09 ]


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ηなのに夢のよう /森博嗣

なっ、なんだってーーっ!! うわぁ~~、うわぁ~~~。うはははははっ。……や、ネタバレになるので、あまり内容には触れないけど、つまり、帯にあるように、“Gシリーズの転換点”というような内容。まさか今頃、そんなネタを持ってきて、そんな展開になるなんてっ!!

そゆわけで、変な首吊り自殺が発生っ!! 首吊り自殺はさておき<をい、瀬在丸紅子も登場人物欄に名を連ねるようになり、真賀田四季と過去シリーズの影が色濃くなってくる、といった内容。しかし、こー、完全に、萌絵と犀川の話になっちゃいましたねー。もはや、このシリーズのメインキャラであったはずの加部谷、海月、山吹の立場はいったい(^^;。私は、萌絵が出てればいいので、わりと満足なのだけど。<をい

[ 2007.01.14 ]


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目薬αで殺菌します /森博嗣

あうあうあうあう、うきゅぅぅぅ~~~。もうもうもうもう、くらくるするよぉ~~~~。……って、だははははっ。海月~~~。だんだんだんだん、はきゅぅ~~~~。

と、久々のGシリーズ。萌絵が東京に行ったため、萌絵を口実に海月に会う機会が減った加部谷。そして、久々に会った海月が大学を去ると聞き、加部谷は……。というわけで、萌絵の出番が減り、この作品の魅力も半減か? と思ったのだけど、いやぁ、加部谷が、頑張る頑張る。特に、図書館以降の加部谷がさいこーーーーーーーっ!! そして、海月は、なんじゃそりゃ~~~。……そして、赤柳の探る真賀田を巡る謎もスケールの大きさを見せるようになり、いやぁ、続きがめちゃくちゃ楽しみですっ!!

[ 2008.09.10 ]