かのこん


メディアファクトリー MF文庫J
かのこん /西野かつみ

巻頭イラストの眼鏡で買ったのだけど、おもしろい、めちゃ好きだ(^^;。や、ちょっとエッチなラブコメなのだけど、とにかく王道的な展開で、楽しすぎるぅ~~。

「第1回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作」。転校初日に、いきなり美人でおっぱいな先輩に告白されて押し倒されるというラブコメディ。潔いぐらい記号的というか、ストーリーの要求すら無視してひたすらテンプレートを並べただけという内容なのだけど、だからこそ、おもしろいっ!! っていうか、おっぱいな先輩がなんかツボった(^^;。とにかく私は、すげ―好きだ。あと、狐印さんのイラストも魅力的ですなぁ~。

[ 2005.10.29 ]


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かのこん2 ~はじまりはじまり~ /西野かつみ

ちょっとエッチなラブコメシリーズ。この第二巻は、エロ分増強+ちずるのライバル登場といった内容。最近デビューした新人さんの中では、私的に一押しなのだけど、う~ん、この二巻は、読みやすくそつなく纏まった内容ではあるのだけど、ラブな心情描写が弱いのが残念かしらん。まあ、とにもかくにも、今後に期待ということで。

[ 2006.01.29 ]


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かのこん3 ~ゆきやまかぞくけいかく~ /西野かつみ

ダメダメすぎるだろっ!! <褒め言葉。や、いちゃいちゃラブラブな少年向けエッチ小説の第三巻は、雪山&温泉で妹登場、という話。とにかく、酷くバカで、好きだわ、こういうの(笑)。

読後には、ほんと、いちゃいちゃラブラブシーンしか印象に残らないわけよな(^^;。そのいちゃいちゃラブラブが、18禁的に走らずに少年向けエッチシーンの枠内で頑張ってるのも、わりと好みだったり。……ただ、いちゃいちゃラブラブシーンは良いのだけど、ストーリーはかなり微妙で、そこはどうかと思うのだけど。<葛の葉>の設定とか、もう要らないんじゃない?

[ 2006.04.25 ]


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かのこん4 ~オトメたちのヒミツ~ /西野かつみ

うわぁ、やっぱ凄いよ、凄すぎるよっ!! や、この4巻は、あまあまラブラブを主体に、ちょっといい話を織り交ぜた内容&キャラたちの日常で、ほんと素晴らしい。エロエロさいこーーーっっっ!!

そゆわけで、いちゃいちゃラブラブ、あまあまエロエロな寸止めラブコメの 4巻。今回は、1月、2月、3月のそれぞれで、望、澪、たゆらの各キャラに焦点をあてた連作短編。いやぁ、今までは、<葛の葉>を中心にあまあまラブラブには不要な展開を入れ込むことがあって、そこが不満だったのだけど、この巻は、キャラたちの日常が中心に描かれていて、ほんと素晴らしい。エロエロなイベント満載でいるのに、あくまで寸止めなので、他のエロ系萌え系なライトノベルと比べて、一線を隔しているのも、なかなか。あと、文章も、妙な擬音語というか擬態語というかに磨きがかかってきて、ほんと、素晴らしすぎるぅぅ~~。

[ 2006.07.25 ]


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かのこん5 ~アイをとりもどせ!~ /西野かつみ

バカだ、バカすぎる(爆笑)。ていうか、そこまでやって、なんで未だに寸止めなんだっ、このエロエロ小説めっ!!

そゆわけで、おっぱい。<をい。もう、一冊通して、もみもみ、もみもみ、もみもみと。インパクトだけなら、胸革命や偽乳特戦隊といった他作品に一歩譲るけれど、ここまで生乳を攻めつづけた西野かつみと、出版を許可したMF文庫編集部には、素直に敬意を表したい。いや、4巻までは、まだわりと、服は着ていた気がするんですが(^^;。……ここまでやって、まだ一応、中高生向けライトノベルの枠を維持しているのは、凄いなぁ。

[ 2006.10.24 ]


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かのこん6 ~ナギサのぱいぱいぷー~ /西野かつみ

とりあえず、167ページのイラストが素晴らしいっ!! ということで。……お話の方は、今回は、夏で海水浴。相も変わらず、エロエロ話だったのだけど、凄かった前巻と比べてしまって、物足りなさを感じてしまう私は、ダメ人間ですか(汗;。まあ、ストーリーはともかく、謎の擬音をはじめとする文章だけでも、大笑いできる作品。なむこなむこってなんだよ(笑)。

[ 2007.01.30 ]


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かのこん7 ~さよなら、オオカミ~ /西野かつみ

耕太のダメ人間ぶりが、さらに酷くなってるような(笑)。今回は、ちずるを立てて一歩引いていた望が、突然、耕太へ積極的にアプローチ。果たして、望はどうしたのか? そして、一行は北海道への修学旅行へ、といった感じの内容。相変わらずのエロで面白い。小ネタも大笑い。あと、今回は、今後への伏線も多めに張ってあった印象だけど、そこはどうだろう。や、「葛の葉」との対決を期待してる読者は少ないと思うのだけど(^^;。

[ 2007.06.23 ]


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かのこん8 ~コイビトたちのヒミツ~ /西野かつみ

これをアニメ化して、ほんとに大丈夫なのか? 寸止めとはいえ、エロい。エロ過ぎる。……そもそも、実質的には、寸止めの意味はすでに消失してるわけですが。

というわけで、この8巻は学園祭に絡めた短編集。たゆらx朝比奈を描いた「恋の骨折り損?」、八束x幾の「じゃじゃ馬ならし」も収録されているけれど、基本的にはいつも通りのエロ話。いやもう、いったいどこまでヤルつもりだ、こいつら(笑)。『かのこん』は、こういうバカでエロい話がいいと思う。

[ 2007.11.26 ]


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かのこん9 ~あらたなるめざめ~ /西野かつみ

エロいっ、いつも以上にエロすぎる、エロエロだっ。……って、おおおおおぉぉ、すげー、そうかそう来ますかっ。めちゃくちゃおもしれぇっっっ!!

そゆわけで、大人になろうと決心した耕太。その一方、ちずると望は異常なほどに、耕太に付き纏うようになり……。いやぁ、エロ抜きでも、めちゃくちゃスッゴク面白いんですがっ!! 後半の熱い展開が素晴らしすぎるっ!! 前半で、エロエロの中になにか有りげに仕込まれた伏線を、後半で、きちんと回収しつつ生かしつつ、熱くツボを押さえた展開が、とにかく最高っ!! まさか、今まで邪魔としか思わなかった<葛の葉>との対立という展開で、ここまで面白くなるとは思わなかったです。熱い、熱い、熱いっ、まるで、正統派ライトノベルのように熱いっ!! 新展開に、続きもめちゃくちゃ期待ですっ!!

[ 2008.02.29 ]


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かのこん10 ~おわりのはじまり~ /西野かつみ

エロくねぇーーーーーっっっ!!<をい と、そういうわけで、「葛の葉」に捕らえられた ちずる。耕太と望は、「御方さま」の静止を振り切り、ちずるの救出に向かう……。という感じで、『かのこん』にしては、シリアスで燃える展開が中心なんだけど、それにしては、のほほんとしていて、やけに軽く感じてしまうのは、良いことなのか悪いことなのか微妙だなぁん(^^;。まあ、出来は悪くはないと思うのだけど、エロが少ない『かのこん』は、やっぱり物足りないと思う(笑)。

[ 2008.05.29 ]


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かのこん11 ~アイはぼくらをすくう!~ /西野かつみ

ついに、「葛の葉」との戦いに決着っ!! ……って、ここで終わりじゃないんかいっ!!

絶対絶命なちずるを救出するために、耕太は薫風高校へ乗り込む……。という感じで、基本的にシリアス&エロも弱めな最終決戦。でも、すーぱーうるふ人には笑ったものの、最終決戦にも関わらず盛り上がりに欠け、いまいちだなー。やっぱ、『かのこん』は、エロエロ中心でないと、面白くないと思うよ(^^;。

[ 2008.09.29 ]


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かのこん12 ~ちずるメリーゴーラウンド!~ /西野かつみ

なんというオチっ!! ……この物語、いったい、どこに向かうつもりなんだ(^^;。

前巻がほとんどシリーズ最終巻と言っていいような内容だっただけに、今回は、心機一転、再スタート。羞恥心を抱くようになってしまったちずる。エロエロだった耕太とちずるの関係はどうなってしまうのか……。という感じで、エロ抑え目でギャグ路線? 正直、全体的に物足りない印象だったのだけど、ラストはビックリ。そういう展開かー。や、マジに、物語の先行きが読めません~~。

[ 2009.01.28 ]


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かのこん13 ~オトメとらいあんぐる~ /西野かつみ

娘が生まれて酷く親バカになった耕太を描いた本編とたゆらのあかねの番外編的な短編という感じの一冊。……再スタートをきった前巻に続き、今巻もまだまだ序章といった感じで、話が進んでねぇ~~。たゆらのあかねの短編も悪くはないけど、こ~、エロ成分も少なく全体に毒にも薬にならないような内容で、正直、微妙ぉ~~。

[ 2009.10.11 ]


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かのこん14 ~どきどき☆らぶれっすん~ /西野かつみ

なんだってーーーーーっっっ!! いや、エロコメといっても、さすがに子供まで生まれてコンプリートしてしまうと、作者の人も何を書けばいいのかわからなくなって、思いっきり迷走してるんだなーと、途中まではそう思って読んでたんだけど、どうしてどうして、いきなりの展開にビックリ。うわぁ、そうきたかぁ~。……でも、今更そちらのネタに進むなら、素直に11巻で終わっても良かった気が(^^;。<どちらにしろ、ここ数巻は、作者の迷走ぶりがありありと伝わってくるんだけど

[ 2010.02.16 ]


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かのこん15 カノジョはコンと…… /西野かつみ

約1年ぶりの新刊で、「カノジョはコンと……」という意味深なサブタイトル。にもかかわらず、焦らすように進まない展開……。まさかの奇稲田姫復活。ちずるは死に、茫然自失の耕太は。という感じで、いよいよ最終盤のクライマックスなのに、この停滞した展開はいったい(^^;。とにかく続きだっ。続きはいつですかぁ~~。

[ 2011.01.08 ]