ミドリノツキ


朝日ソノラマ ソノラマ文庫
ミドリノツキ(上) /岩本隆雄

……上巻だけでは、なんとも言えず。

ただ、『星虫』シリーズ以上に、岩本隆雄らしい作品のような。なんか、いつもに増して、説教くさい(^^;。あと、いつも以上に、登場人物は、現実味が希薄だなぁん。岩本隆雄作品のヒロインって、なんで、こう嘘くさい才色兼備なのかしらん? メッセージせいというか、テーマばかりで、いまひとつ盛りあがりにかける予感。<結局、後半次第だよな、これ。

[ 2001.07.04 ]


朝日ソノラマ ソノラマ文庫
ミドリノツキ(中) /岩本隆雄

権力のある悪者が出ると、どうにも、すごく陳腐に見えてしまって、いやん。というか、岩本作品って、敵も味方も、登場人物は、みんな凄い人ということになっているのに、すごくまっすぐな性格=単純な思考ルーチンをしているので、肩書きだけは、世界クラスなのに、やってることは、幼稚にしかみえなくて、どうにも、陳腐さ倍増なのよねん。<『星虫』シリーズだと、ある意味、事にまっすぐぶつかるしかないので、そういう部分は気にならないのだけど

十分おもしろくはあるのだけど、出来れば、小学生の頃に出逢いたかった作品だよなぁ。
↑まあ、下巻を読むまでは、どういう評価になるか、なんとも、わからない部分はあるのだけど。

[ 2001.08.31 ]


朝日ソノラマ ソノラマ文庫
ミドリノツキ(下) /岩本隆雄

エピローグを別にすれば、……すごくつまらないんですけど

上中下巻を、間を置かずに読んだのであれば、もうちょっと違う感想も出たのかもしれないけど、この下巻は、どうにも説明ばかりで、さらに、その説明も「なんだかな~」という内容で、とにかく、つまらない。内容的にも、わざわざ、3冊もかけてやるほどのものとも思えないし、どうもこの下巻は、盛り上がりにかける。せめて、当初の予定通りに、上下巻でまとめれば よかったのに。

中巻までは、それなりに良かったので、残念。結局、10点満点で、『星虫』シリーズが 8点ぐらいだとすると、この『ミドリノツキ』は、せいぜい 3点ぐらい? いや、ラストのエピローグは好きなんだよね、エピローグは。

[ 2001.11.01 ]

岩本隆雄