好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


2017 9 25

オーバーラップ オーバーラップ文庫
最果てのパラディンIV 灯火の港の群像 /柳野かなた

邪竜を倒し平和になった日常を綴る、中休み的な短編集。って、邪竜戦以上に死にかけてたりするのだけど、いったいどういう(笑)。

主な短編は三つで、アンナとレイストフの恋愛を描いた「聖騎士と求婚の話」と、魔法使いの学び舎を訪れる「聖騎士と詩人の話」、そして、神代から生きる巨人との交流を描いた「聖騎士と無敵の巨人」。どれも手堅く書かれた短編で面白いのだけど印象的なのは「聖騎士と無敵の巨人」かな。いつもに比べて、コミカルに寄せすぎだろ(笑)。いろいろと残念で笑える。あとは、エピローグ的な「聖騎士と手紙の話」か。綺麗に泣ける短編に仕立ててあって、読後感がたまらないなっ!!

[ 最果てのパラディン ]


2017 9 24

KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
始まりの魔法使い2 言葉の時代 /石之宮カント

うわぁ、やっぱり寿命の異なる異種族間の恋愛は泣けるな。素晴らしい。

原始時代に永遠の命を持つ竜として生まれ変わった主人公が、短命の人間たちとともに魔法文明を築いていくシリーズの第二弾。1巻が綺麗にまとまっていたので、この2巻はどうするんだ?と思っていたのだけど、今回は農耕の開始がテーマか。前世の知識で「農耕」の概念は知っていても、それだけでは全く上手くいかないところがいいね。や、専門知識があるわけでなくて、しかも、生物相が違うので、そりゃ苦労するわな。

1巻では文明構築のシミュレーションだけでなく、アイとの恋愛が物語の軸となって進むのが素晴らしかったのだけど、うーん、アイを失ったあとの物語がいまいちなのは、正直なところ。今回は新ヒロインとしてユウキが登場し、終盤は感動的で泣ける物語に仕立ててあるのだけど、やっぱり前半はアイの喪失を感じさせるような描写も弱く、物足りないところがあるなぁ。二巻のラストも、ユウキの物語としてすごく綺麗にまとめられていて物凄く感動的でめちゃ泣けるのだけど、ええっと、なおさら続きはどうするんだろ?

[ 始まりの魔法使い ]


このラノ文庫編集部ブログ:『このライトノベルがすごい!2018』Webアンケートスタート!
毎年お馴染みの『このライトノベルがすごい!』のWeb投票は本日まで。

石之宮カント@はじまほ2巻9/20発売さんのツイート
そいえば、『始まりの魔法使い2』では、帯に「好きラノ 新作ベスト3位」の煽りがっ!! たぶん、好きラノを帯に使っていただいたのは初めてのような気がする……。


2017 9 19

集英社 ダッシュエックス文庫
モンスター娘のお医者さん /折口良乃

好きラノ」で、2016年下期1位、2017年上期3位ということで読んでみました。

内容は、タイトルそのまま、モンスター娘を治療する町医者を描いた連作短編。各話毎に一人のモンスター娘を治療するような構成で、全体を貫くような大きな物語はないので、多少地味な印象は否めないかしらん。主人公のグレンをはじめとして、キャラは非常に魅力的。キャラのやり取りも楽しく、それぞれの短編もきれいに纏まっていておもしろい。ただ、やっぱりこじんまりしてる感じはあるかなぁ。

それにしても、ほとんどハーレム化してるグレンだけど、子作りとかどうするんだ? 卵生でもやることは一緒かもしれないけど(笑)。あ、魚類だと、産んだ卵に精子をかけるスタイルだんだっけか?<をい

[ モンスター娘のお医者さん ]


2017 9 18

SBクリエイティブ GA文庫
ゴブリンスレイヤー6 /蝸牛くも

最近、マンネリ化してると思ってたのだけど、物語に変化をつけてきたな。“ゴブリンだけを退治したいという冒険者が現れた――”と、ゴブリンスレイヤー以外に、ゴブリンに恨みをもつ新冒険者の登場し、そして、女神官も、ゴブリンスレイヤーと別行動を……。

そゆわけで、赤毛の冒険者もとい少年魔術師がゲストキャラとして登場するのだけど、この世界、魔法の使用制限がシビアすぎて、新人魔術師なんて、どうやって経験値を貯めるんだ? そんな魔術師をはじめとして、今回は、新人たちの成長物語。ゴブリンスレイヤーさんも将来に思いをはせたりして、既刊とは少し趣きを変えてきた印象。おもしろい。まあ、凌辱や絶望的な要素がやっぱり足りてない気がするので、女神官をもうちょっと追い込んでもよかったような気がするのだけど。<をい。攫われた女性の扱いは相変わらずエグいのだけど、直接的な表現を避けてるような感じで、やっぱ物足りないところがあるよなぁ。

[ ゴブリンスレイヤー ]

ろぐ

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