好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


2018 12 16

早川書房 ハヤカワ文庫JA
最後にして最初のアイドル /草野原々

kindle版の半額セールに乗じて購入。もともと、『ラブライブ!』の二次創作として pixiv で公開されてたということだけど、なるほど、いい意味で素人らしい粗削りな怪作。話題になってたのは知ってたけど、うわっ、星雲賞受賞してたのかー。

まあ、『ラブライブ!』の二次創作ということで、あからさまに 矢澤にこらしいキャラと西木野真姫らしいキャラがSF的なアイドル活動していくわけよ。SFでこういうタイトルだと、そりゃそういう物語だよな、というお約束な感じではあるのだけど、ただ、途中途中の展開や描写がめちゃくちゃぶっ飛んでる。いいセンスだっ!! でも、作者がSF好きなのはわかるんだけど、『ラブライブ!』や矢澤にこへの愛情は感じなかったのが、ちょっともにょる。にこ や まきに、あまり魅力や輝きを感じない……。

この文庫版は短編集で、表題となっている「最後にして最初のアイドル」のほかに、ソシャゲをネタにした「エヴォリューションがーるず」と声優をネタにした「暗黒声優」が収録。この三編のなかでは、「エヴォリューションがーるず」がいちばん好みかな。トラックに轢かれた主人公がやりこんでるソシャゲの世界に転生して俺TUEEEEEEEEEする話。素人らしい筆致もあって、まさに「小説家になろう」で見かけるようなテイスト。主人公、洋子と途中で仲間になるキャラたちとの関係はめちゃ好み。意味不明に進化した他のプレイヤーとの戦闘も楽しい。

「暗黒声優」は、うーん、他の二編に比べると、いまいちに感じたのだけど、ネタがわからなかっただけかなぁ? ちゃんと、登場人物のモデルになってる声優までわかればよかったんだけど、最近の声優には疎いからなぁ。もし、モデルになる声優がいないのなら、作品としてパンチが弱すぎて話にならんよね。オタクネタとSFを混ぜるのは、三作目だと、正直、新味に欠けてツライというのもある。

[ 最後にして最初のアイドル ]


2018 12 13

TOブックス
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員V」 /香月美夜

中休み的な話がもう一冊かっ。前巻に続き、貴族院一年目~二年目の間の日常を描いた内容の本巻。まあ、さすがに大きく物語が動いたりはしないかー。

そんな感じなので、あんまり見どころもないのだけど、強いてあげれば、久しぶり?に私の好きなフリーダ登場っ!! って、でも、マイン時代唯一の女友達で、生命の恩人という立ち位置なのに、この扱いはいったい(T-T)。設定だけで言えば、ルッツと同格といってもいいはずなのに、ほとんどその他住民Aと化してるんですがっ。あんなことやそんなことや、もっといろいろあってもいいだろぉ~~。

[ 本好きの下剋上 ]


2018 12 10

KADOKAWA 電撃文庫
ソードアート・オンライン(21) ユナイタル・リングI /川原礫

えっと、一冊、読み飛ばしてるわけじゃないよな。……アニメオリジナルの劇場版「オーディナル・スケール」辺りだと思うのだけど本編にないネタが随所に出てきて、かなり意味不明なんですがっ。

というわけで、この21巻から新シリーズ開幕。今度は「サバイバルゲーム」ってことで、「ALO」をログイン中のプレイヤーたちが、強制的にバトルロワイヤルゲームに飛ばされるという展開。や、「SAO」の事件に続くVRを巡る大規模事件が発生してるわけですが、これだけ問題発生してるシステムを使い続けているこの世界はいったい(笑)。レベル1でコミカルにいろいろ苦労するキリトというのは斬新で笑うのだけど、ただ、さすがに他のプレイヤーに苦戦するのはやりすぎだろっ。まあ、展開はいろいろと不自然な部分が多いのだけど、コミカルテイストだし、おもしろいのでいいか。

ただやっぱり気になるのは、どうにも、知らないわからないネタが多すぎだ(^^;。う~ん、変に本編以外のネタは入れないで欲しいなぁ……。

[ ソードアート・オンライン ]

ろぐ

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