終わる世界、終わらない夏休み


エンターブレイン ファミ通文庫
終わる世界、終わらない夏休み ~芹沢和也の終末~ /あきさかあさひ

びみょー。なのだけど、この巻は「いよいよこれから」というところで終わってるので、まあ、次巻次第かしらん。内容的には、あと四日で滅亡する世界での「終末の過ごし方」でループもの。それにしても、基本的な設定というか舞台背景が「穴ありまくりで突っ込みどころ満載だけど気にするな」という作りなのに、わざわざ、その突っ込みどころありまくりな部分に触れようとする展開は、正直、かなりどうかと思うんですけど。ただまあ、キャラと雰囲気はいい感じに仕上がってるのが、なによりも魅力。甲子園が素晴らしい~。や、なにはともあれ、次巻次第だなー。

[ 2006.08.30 ]


エンターブレイン ファミ通文庫
終わる世界、終わらない夏休み ~桜井深優の終末~ /あきさかあさひ

いまいち。続編の主人公に、敢えて眼鏡っ娘の深優を起用する、というのは非常に素晴らしいのだけど、ただ、説得力に欠けるというか青臭いというか、ストーリー的にはちょっとなー。……や、特殊な状況に置かれた三人の恋愛ストーリーとして読めばそこそこ面白いのだから、素直にキャラのやりとりだけを描いてくれればいいのに(^^;。

[ 2006.10.06 ]