十三番目のアリス


メディアワークス 電撃文庫
十三番目のアリス /伏見つかさ

微妙というか、いまいち。まあ、新人相応かしらん。九条院アリスのキャラはそれなりにいいんだけど、ストーリーの組み立てや演出は、「作者の意図はわかるけど力量不足だよねー」という部分が散見されて、ちと残念。

お嬢様の九条院アリスは、婚約者(下僕)の鬼百合三月との日常を謳歌していた。そんな九条院アリスの前に「三番目」を名乗る殺戮人形が現れる。九条院アリスは、実は、ロストテクノロジーにより生まれた改造人間だったのだっ!! ……まあ、基本的には、王道的なストーリーだったり設定だったりするのだけど、「王道だからちょっと展開や演出を工夫しよう」としてる部分がどうにもちぐはぐで、上滑りしてる感が強いのがなー。そもそも日常も戦闘シーンも全体に描写が今ひとつだと思うのだけど、まあ、キャラは類型だけど悪くはないので、今後に期待かしらん。

参考:
感想メモリンク → コモリケイさんdeltazuluさん新型さんJV44さん読丸さん

[ 2006.08.13 ]