好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


2018 10 15

小学館 ガガガ文庫
月とライカと吸血姫3 /牧野圭祐

1960年代の米ソ宇宙開発競争を元ネタとしたファンタジー。2巻まではソ連サイドだったけれど、この三巻からはアメリカ側。あとがきにもあるけど、日本語タイトルで炎上した映画『ドリーム』と内容がまるかぶりじゃないですか?!<映画は見てないけど(^^;

相変わらず、史実を感じさせるリアルっぽさと基本に忠実なボーイ・ミーツ・ガールが素晴らしい。ただ、1巻の時も思ったのだけど、ここまで史実を感じさせる内容なら、架空世界ではなく、そのまま1960年代のアメリカを舞台にしたほうがいいと思うのだけど、さすがにいろいろと無理なんだろうなー。

次はいよいよアポロ計画だと思うのだけど、米ソ合同で月を目指す展開とかないのかしらん。いや、レフとイリナの出番が少なすぎるだろっ!! まあ、飛行士と地上スタッフのやり取りということだと、アポロ13号的な展開のほうがありそうだけど。

[ 月とライカと吸血姫 ]


2018 10 8

大好きな『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』が、もう二か月も更新されてませんorz。いつになったら、女神への復讐劇が再開されますか? まあ、作者の体調不良らしいので仕方ないのだけど。

好きな作品が更新されないのは淋しいけれど、ちょうど追放モノが流行ってたこともあり、最近は、「小説家になろう」の復讐モノと追放モノを漁って読んでました。

で、せっかくなので、追放されたり復讐したりするパターンの中でおすすめ作品を集めて紹介してみます。一応、今までに未紹介&未書籍化中心です。

たった一人の復讐者 ~勇者パーティーと世界に絶望と後悔を与えるのはこの俺だ~

とにかく続きが気になって仕方ない。俺TUEEEEEEで圧倒する復讐劇です。

内容は、魔王討伐後に仲間に裏切られ殺されそうになった主人公が、裏切った勇者パーティの元仲間に復讐していくというモノ。これ、Web小説ならではだと思うんですが、早い更新頻度と、にもかかわらず全然進まない展開が素晴らしいです。更新のたびに、「まだか、まだ殺さないのか」と飢餓感を煽りまくり。改行多めでモノローグ中心の作風で、話がぜんぜん進まないのが、ほんとにもう憎たらしいっ!!

収納魔法都市 ~お前らみんな底辺に落としてやる

これも魔王討伐後に仲間に裏切られ、その裏切った勇者パーティの元仲間に復讐していく内容。2018年7月に完結済みです。

復讐モノって、勇者たちが次々と殺害されていく世界の危機にもかかわらず、軍隊が登場することってあんまりないんですが、この作品は、はじめから魔王軍vs全人類として構想されているのが凄く好きです。下手に脇道にそれたりせず、徹頭徹尾、復讐を軸にストーリーが展開したのもよかったっ!! いや、復讐モノって、わりと脇道にそれちゃうことが多くて、そうすると途端につまらなくなるんですよねー。

勇者によって追放された元国王、おっさんになってから新たなSSSランク勇者に指名され、玉座に舞い戻る

王座を追われた国王が雌伏の時を経て、立ち上がった民衆たちとともに、再び、王座を狙う話。一応、追放&復讐モノだと思いますが、パーティを追放されるパターンではありません。元国王の逆クーデターを軸に、魔王や勇者の謎や女神の秘密なども描かれ、シリアスで重厚さすら感じるのに、しかし、この軽いタイトルはないわ(笑)。マジにタイトルが軽すぎるだろっ!!

追放者になろう! ~Sランクパーティーから追放されたおっさん商人、真の仲間を気ままに最強SSランクハーレムパーティーへ育てる~

おっさんの美少女育成ハーレム。

実力を隠して荷物持ちをしてるおっさんが、追放された美少女たちを集めて育成を始めるという話。当初は追放要素が少なく育成中心だったのだけど、どんどん追放した元Sランクパーティとの対決色が強くなっていて、今後の展開がちょっと不安。

それにしても、「アルファポリス」で先行公開したものを「小説家になろう」に転載するスタイルとはいえ、一日二回更新というのは凄い。

冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! ~辺境開拓? よし、俺に任せとけ!

生産職チートもの。気持ちいいぐらいの俺TUEEEEEE。しかし、追放をきっかけに転職して成功するパターンなのだけど、冒頭こそ、流行の追放モノに寄せてるけれど、ほとんど追放要素ないよね(^^;。

『神さまSHOPでチートの香り』や『おきらく女魔導士とメイド人形の開拓記』を書籍化してる佐々木さざめきの作品なので、安定して面白いです。

追放された機械工師のダンジョン要塞化計画 ~科学の力で創った機械迷宮は超鬼畜なSSランクダンジョンへと変貌する~

追放をきっかけに転職して成功するパターン。ダンジョンマスターに転職って、冒険者に復讐するには最適の職業だよね。発想の勝利っ!! ……ただ、せっかくの設定をいまひとつ使いこなせていない感じが、ちと、もったいない。特に、最新の第4章では、ダンジョン意味ない気がするんですが……。

Eランクスキル「石喰らい」が発覚してパーティを追放されるが、魔石を喰らうことで多彩なスキルを手に入れる

格上とのインフレバトルっ!! 成長チートで凄いスピードで強くなっていく主人公に、その主人公よりも常に強い敵をぶつけていくスタイル。「ステイタスが絶対なものの、五倍までなら逆転可能」という設定が素晴らしいっ!! あっという間にインフレしていく強敵とのバトルがすげー楽しいです。

2018年9月、完結済みです。

ぼくと神様の明るいダンジョン攻略計画~追放された駆け出し冒険者、追放された神様とともにダンジョンを征く~

すげー面白かったのに、ちょっ、作者が折れていきなり終わらせやがった(T-T)。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』と似てたって、別にいーじゃん!!

内容は、冒険者のダンジョン攻略が神々の代理戦争となってる世界。追放された駆け出しの冒険者は、追放され力を失った女神とともにダンジョン攻略を目指す、と、神様と冒険者の関係や英雄を目指す主人公像が、もう『ダンまち』そっくりなのだけど、それだけでなく、絶望的なモンスターとの闘いそのものの熱量がまた、『ダンまち』そっくり。

つまり、内容が似ているだけでなく、そのおもしろさも『ダンまち』と同レベルで素晴らしかったのに、「『ダンまち』そっくり」という指摘に作者が挫けて断筆したというね。そこ気にしてたら、そもそも面白い小説なんて書けないだろっっっ!!!! 凄く面白かっただけに、めちゃくちゃ残念ですよ。

[ 追放モノと復讐モノでおすすめの「小説家になろう」の8作品 ]


2018 9 30

KADOKAWA ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナXIV /むらさきゆきや

皇帝継承レースに負けたアルティーナは、ラトレイユに命じられてヒスパーニア帝国へ侵攻する……。と、主義に反して南方侵略へ加担することになったアルティーナとレジスなのだけど、結局、レジス無双という話。アルティーナの平和主義へのこだわりが軽いようにしか思えないのだけど、それだったら、このまま覇権主義のラトレイユの元で元帥として活躍していっても、ぜんぜん困らない気が……。

ヒスパーニア帝国侵略に関しては、敵国にも天才軍師がいていよいよその軍師が指揮することになるか?という展開だけど、うーん、どう考えても今回のラストが最大の見せ場っぽくて、結局、レジスが無双する未来しか想像できないのが、にんとも。

[ 覇剣の皇姫アルティーナ ]


2018 9 27

小学館 ガガガ文庫
やがて恋するヴィヴィ・レイン 7 /犬村小六

――やがて恋するヴィヴィ・レイン。

感動的な最終巻でしたっ!! ファニアを置いて、ヴィヴィとルカでいちゃいちゃしてただけだけどなっ!!<をい ……いや、1巻で見せていた、いつか敵味方に分かれて戦うルカとファニアの関係とか、アステルのカウントダウンとか、その他の伏線もほぼ前巻までで回収してるので、最終巻は予定調和的なわけよ。ただ、その予想通りの予定調和だからこそ、読者が求めるそのままの心に沁みる最高のラストシーンでした。最高っっっ!!!!!

[ やがて恋するヴィヴィ・レイン ]

ろぐ

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