好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


2024 3 18

[GAME] 信長の野望 出陣 /コーエーテクモゲームス

『信長の野望 出陣』は、先日まで半周年イベントをやっていましたが、サービス開始半月で始めた私も、ちょうどプレイ開始してから半年ほど経ちましたぁ〜。せっかくなので、現状のプレイ状況をまとめてみます。

プレイの進捗は、プレイヤーLvは72。累計歩数1,812,562歩。『信長出陣』をはじめて、だいたい1日1万歩ほど歩いている計算で、多分、健康になってる気がする。気がする。ただ、スマホでは『信長出陣』をずっと起動しているし、土日も出歩くことが増えたので、他の趣味が確実に食われてる。特に電子書籍を読む時間が酷いことになってる気がする……。

総石高は118,713石で、拠点制圧数は5,040カ所。家の周辺と東京近郊の主要なJR路線はだいたい乗って領地化済みなので、今は東京、神奈川、埼玉辺りにに本拠、支城を移して拠点数を稼いでいる感じ。リアル遠征には限界を感じているのだけど、最近は、さらに訪問する都道府県の数もプレイに求められてきていて、もう、心が折れそう。どう考えても、歩いてクリアするゲームじゃないよ……。

総戦力は124,365。編成は、元親(槍)、氏康(槍)、元就(弓)、謙信(馬)、信長(砲)。大将はプレイ一ヶ月後ぐらいから変化はないけど、副将/与力はSSRが成長してきたので少しずつSRからSSRに置き換えてはいる。やっぱり無課金だと、イベントやガチャ限定武将はほぼ使えないので選択肢がないんだよねー。攻城戦とか、ボーナス込みで14万の敵は射程圏なのだけど、秀吉か幸村がいる10万以下の相手にフツーに負けるからなぁ。まあ、戦力だけの勝負にならなくなったのでゲームとしては格段に面白くなったけれど、無課金にはちょっとツライ。

で、半年遊んだゲームの感想だけど、とにかく、運営陣がかなりユーザーの意見を汲み取っていて、数回の大幅アップデートも非常に評価できるものが多くて、その点は非常に好感できる。いや、今でも技術力やノウハウが必要な部分の実装は酷いままなのだけど、さすがに半年で技術力が大きくアップするわけじゃないし、この運営陣であれば必ず将来改善してくれるだろうと期待できるかなー。

ただ、気になるのは、武将名鑑などゲームの本質以外なところにも力を入れているというコメントのわりに、細かな部分がかなり雑。わざわざデータ使うのであれば、兵種とグラフィックは合わせるべきだし、兵種や勢力に合わせて説明も変えるべきだと思う。毎日あるログイン時の一言も、旧暦→新暦の変換ぐらいしとけ。正直、戦国武将に対するこだわりが感じられないんだよねー。

位置情報ゲーム、歩いて領地を広げるというコンセプトにもかかわらず、わりと早い段階で位置情報ゲームの要素は薄くなり課金前提のガチャ中心になるゲームシステムなので、どこかで限界を感じるようになって引退すると思うのだけど、できれば、せめて一周年の時も遊んでいたいなぁ。

[ 信長出陣、半周年!! ]


2024 3 11

オーバーラップ オーバーラップ文庫
死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くVII(下) /彩峰舞人

完結っ!! 前巻が出てから2年近く待たされたのでちゃんと出るか心配だったのだけど、無事に終わった!! 良かったっ!!

国同士の軍隊による戦いと個人の俺TUEEEEEを高いレベルで融合させていた本作だけど、もう、ここに至ると、相手は数の暴力で攻めてくるゾンビ兵なこともあって、個人の力技の世界だ。それでも、対抗しつつも少しづつ劣勢になっていくサザーランドと神国メキアの描き方は良かった。一方、ファーネスト王国は、もうちょっとセルヴィア王子の活躍とその後の治世は描いても良かったんじゃ(^^;。

オリビアとゼーニアの最終決戦を熱い展開で非常に良かった。人を超えた戦いにも関わらず、きちんとフェリックスも活躍しているのが良い。そして、ラストは、まあ、賛否分かれるかなぁ。

まあ、何はともあれ、きちんと完結したことが素晴らしい。ただ、戦記モノとしては、王国と帝国の行末ももうちょっとでも示唆して欲しかったところはあるよなー。

[ 死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く ]


2024 3 4

ホビージャパン HJノベルス
玉葱とクラリオン(2) 詐欺師から始める成り上がり英雄譚 /水月一人

「小説家になろう」で凄く好きな作品。2巻も無事に発売されたっ!!

ゲームのような異世界に転移?ログイン?した但馬波留。1巻では知識チートでいきなりマルチ商法をはじめるという凄い展開だったのだけど、2巻ではフツーに紙づくり。ただ、紙づくりで披露される蘊蓄の細かさこそが、『玉葱とクラリオン』の魅力の一つだよなぁ。

他の作品だと、知識チートで紙を作るとしたら、植物を煮たり叩いたりして繊維を取り出し漉くぐらいの解像度だと思うのだけど、なんでセルロースの化学的な説明からトイレットペーパの歴史、植物の進化史から水酸化ナトリウムの生成、モーターの基本原理の説明まで、軽薄な主人公の行動の合間あいまで語られていて、その蘊蓄と軽薄さのギャップが凄い。

物語的にも、軽薄でコミカルな筆致にも関わらず、主人公の悩みや葛藤は深く、また重い展開も待ち受けていて、こうして書籍版で読み返すと、改めて「小説家になろう」の中でも随一の傑作だと思う。是非、最後まで書籍で出して欲しいなぁ。

[ 玉葱とクラリオン ]

ろぐ

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