カクレカラクリ


メディアファクトリー ダ・ヴィンチ ブックス
カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep /森博嗣

なるほど、これは確かに、コカ・コーラ120周年記念の作品だっ!!(笑)。作中でのコカ・コーラの使い方が非常に楽しい。や、いかにも森博嗣の類型的なキャラが魅力のキャラクター小説で、ちょっと類型的すぎる気もするのだけど、キャラが映えるような描写が多くGood。お嬢様な花梨も玲奈も、なかなかいい味出してます。

そゆわけで、廃墟マニアの大学生二人組が村のお嬢様姉妹とともに、120年前に村のどこかに仕掛けられた謎の絡繰りを探す、という話。ドラマ化前提のコカ・コーラとのコラボ作品ということで(→ 特設ページ)、森博嗣の作品の中でも、キャラがとても映えている口当たりがよくわかりやすい作品に仕上がってます。逆に、類型的なキャラクタ―によるとんがった部分の少ない作品なので、ちと物足りなかったりもするのだけど(^^;。とにかく、読んでて映像が浮かぶような作品に仕上がってるのは、上手いよなぁ。ただ、ラストシーンが非常に圧巻なのだけど、ドラマだと陳腐な絵になりそうで、そこは不安。や、ドラマの方も、ちと見たくなるような気分にさせる小説なのよな。

参考:
感想メモリンク → deltazuluさんbookadictさんけんじょさん

[ 2006.09.07 ]