どきどきフェノメノン


角川書店 カドカワ・エンタテインメント
どきどきフェノメノン /森博嗣

変な話だ(^^;。いや、森博嗣がいかにも書きそうな恋愛ストーリーではあるんだけど、萌絵と犀川の描き方とは、また、ぜんぜん違う。というよりも、恋愛モノのフォーマットを使ってはいるけれど、まともに恋愛モノを書こうとしてるとは、到底思えないのよな。……窪居佳那(24歳)は「どきどき」するのが好きな眼鏡の大学院生。先生、後輩、謎の怪僧たちを相手に「どきどき」するに日々、という話。読んでるときには大笑いではあるのだけど、読後には、さっぱり残るものがない感じなのが、にんとも。

[ 2006.11.06 ]