月曜日の水玉模様
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集英社 集英社文庫
月曜日の水玉模様 /加納朋子 -
かわいい若手サラリーマンになつかれてしまった、好奇心旺盛な OL なストーリー。いつもの加納朋子作品と同様、身の回りのちょっとしたミステリーなのだけど、この作品は、ちと、いつもより、微妙にスケールが大きい予感。いや、ほとんど、警察沙汰なレベルだし。
この作品、いつもよりも、主人公の二人のバランスが良いように思えるので、あたし的には、今まで読んだ加納朋子作品の中では、一番好きなレベルかも。ただ、最終話が、ちと物足りないのー。続編とか出ないのか、続編とか。<最終話がいまいち、というより、むしろ、全体を通したシリーズ構成的な部分が、いまいちなんだよね。
[ 2002.01.21 ]