ジャストボイルド・オ’クロック


メディアワークス 電撃文庫
ジャストボイルド・オ’クロック /うえお久光

いまいち、というか、好みじゃねぇ。ありがちな探偵モノの設定&ストーリーラインをベースに、中高生向けを目指すようにジョブナイル化した作品なのだけど、その「ジョブナイル化しました」という部分が、どうにも好きになれない。せめて、オタク向けな改変が中心だったら良かったんだけどなぁ。

そゆわけで、人類が「家電」と共生するようになった未来を舞台に、元警察組織のヒーローだった今は貧乏な探偵が、謎の連続殺人事件の調査を依頼される、という話。SFっぽい設定は取り入れてはいるけれど、基本的には、ベタな探偵モノで、それはまあいいんだけど、真相がはじめからバレバレすぎるのが、ちょっとどうかと思う。バレバレならバレバレで、もうちょっとやりようがあると思うんだけど(^^;。……前半はともかく後半は盛り上がるので、それなりにはおもしろいのだけど、やっぱり好み的な味付けではないんだよなぁ。私的には、やっぱ、素直に『悪魔のミカタ』の続きを書いてくれるほうが、嬉しいんだけどなー。

参考:
感想メモリンク → 読丸さんsomaruさんあずみんけんじょさんdeltazuluさんリッパーさんt-snowさん愛咲優詩さん黒猫さんMr.もやしさん白翁さん永山さんmizunotoriさん

[ 2006.09.17 ]