鏡原れぼりゅーしょん


一迅社 一迅社文庫
鏡原れぼりゅーしょん /林直孝

決して、下手だったり面白くないわけではないのだけど、……微妙だ。唖然とさせられるような、わりと捻った展開にもかかわらず、読んだ後に印象に残るものがないんだよなぁ。どうにも、いまひとつ突き抜けたモノがないのよ。

貧乳好きの来摩久司は、気がつけば巨乳なクラスメートの鏡原奈結になっていたっ!! という感じの、ちょっと捻った男女入れ替わりモノ。や、いろいろ捻った内容なのに、可もなく不可もなし、コレと言ったモノがない、という感想しか抱けないのは、どうよ(^^;。いろんな要素を詰め込んではいるんだけど、ラブコメとしても、コメディとしても中途半端で、いろいろもったいないんだよなー。

[ 2008.10.31 ]