ミミズクと夜の王


メディアワークス 電撃文庫
ミミズクと夜の王 /紅玉いづき

えぐえぐ、泣ける(T-T)。綺麗で純粋で感動的な話。白痴っぽいヒロインは、ちと鍵系ヒロインの影響を受けすぎな予感なのだけど、新人さんとしては非常に読みやすい文章と、なにより綺麗なストーリー展開が素晴らしい。なるほど、これなら評判もいいわけだ。

いかにも好みには見えなかったのだけど、評判がいいので読んでみました。第13回電撃小説大賞<大賞>。心が壊れた少女が、畏怖と恐怖の対象になっている魔物の王と出会い、心を通わせていく物語で、童話仕立ての内容。いやぁ、とにかく綺麗で優しい物語だよなぁ。ほんと、新人にしては非常にクオリティも高く、素晴らしい。満足満足。

それにしても、噂では、「ライトノベルの範疇外の内容」みたいなのが耳に入ってきてたのだけど、さほどそうは思わなかったなぁ。というか、キャラもストーリーも鍵系の影響を色濃く受けてる予感で、むしろお約束なお話で、電撃で出てても違和感はないと思ったり。いや、確かに、この内容でカバーが萌え系のイラストだったら、雰囲気台無しになるとは思うんだけど(^^;。そゆ点では、電撃はホント懐が深いよなぁ。

[ 2007.09.01 ]

紅玉いづき