プレシャス・ライアー


光文社 カッパ・ノベルス
プレシャス・ライアー /菅 浩江

バカでごめんなさい。や、量子論ネタって、どうにも知識が足りないせいか、嘘にしか見れなくて、ダメなのよねー。

そゆわけで、バーチャル・リアリティで、ノイマンだったり、非ノイマンだったりする近未来SFモノ。あと、主人公は、「お兄ちゃん」っ娘で、お兄ちゃんに唆されて、ネットで危ない体験をしたりする、そんな感じのお話です。コンピュータ系の専門用語ががしがし出てくるけど、正しく丁寧に説明されてて好印象。ただ、いまいち盛り上がりにかけるというか、全体に説明的で、ストーリーがいまいち面白くないのが残念なんだよなー。そもそも、ああいう設定&シチュエーションで、サービスシーンが少なすぎっ。もっと、萌え萌えな話になっても良いと思うのだけど、どうよ?(^^;<菅浩江の 作風考えれば、まあ、ああなんだろうけど

[ 2003.08.27 ]