ヴァルプルギスの後悔


メディアワークス 電撃文庫
ヴァルプルギスの後悔 Fire1. /上遠野浩平

織機っ!! 織機っ!! 織機っ!! 織機っ!! 綺ぁぁぁ~~~っ!!

というわけで、上遠野浩平の新シリーズは、『ビートのディシプリン』の衝撃的なラストに向けて、炎の魔女こと霧間凪を中心に、谷口正樹や織機綺、羽原健太郎らがかかわっていく物語。今巻はあくまで新シリーズのプロローグ的な内容で、『ビートのディシプリン』と同じ時系列を描きつつ背景の説明、といったところかしらん。まあ、まだまだ物語はこれからなので、今巻に関しては、ストーリー的にはどうこうという感想はなく、とにかく織機さいこーーっ!!としか。<をい

それにしても、『ビートのディシプリン』の最終巻が出てから3年ということもあり、半分忘れているのがにんとも。そもそも、凪ってあんな性格でしたっけ(汗;。や、上遠野浩平作品を読むといつも思うのだけど、新刊を読むたびに、誰が誰だかわからんようになるので、キャラ説明なり相関図なりが欲しいところです(^^;。

[ 2008.08.17 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ヴァルプルギスの後悔 Fire2. /上遠野浩平

うぎやぁ~、凪がぁ~、綺がぁ~~。ギャぁぁぁぁぁぁっス!! 俺の綺や凪をどうするつもりだっ!!

ブギーポップの一連のシリーズでは、織機綺に、霧間凪、イナズマと、私の好きなキャラがベスト3が大活躍するこの『ヴァルプルギスの後悔』だけど、うわぁ、なんという過酷な展開だっ!! いよいよ本格化する魔女戦争に、とにかく凪周辺のキャラを追い込む追い込む追い込む展開っ。凪やイナズマでも手も足も出ないような 危機的状況の連続が、むちゃくちゃ面白いっ!! そして、統和機構の核心に迫るようなストーリー進行に、今後がほんとに楽しみだっ!! ……しかし、これだけ昔のキャラがたくさん登場してくると、いい加減、キャラの相関図はつけて欲しいなぁ。

[ 2009.08.16 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ヴァルプルギスの後悔 Fire3. /上遠野浩平

熾烈すぎる魔女戦争っ!! 二人の魔女は当然として、巨人を駆る<ロボット将軍>マキシム・G や奇蹟使いのフェイ・リスキィ。もう、なにこの派手で激しいバトル。マジにすげー、圧巻すぎるっ!!

古来から続く炎の魔女ヴァルプルギスと氷の魔女アルケスティスの魔女戦争。アルケスティスの策略で串刺しにされ重症を負った霧間凪は、ビートと朝倉朝子とともに逃避行を続けるが、そんな三人に統和機構のマキシム・G が襲い掛かる。一方、<リキ・ティキ・タビ>の力を継承してしまった織機綺は葛藤に苦しみつつも統和機構に復帰し、谷口正樹は織機綺を取り戻すためアルケスティスと行動を共にする。さらに、霧間凪とはぐれた羽原健太郎の前に現れた、霧間凪の叔父でかつて中枢候補者だった長谷部京輔や、中枢候補者の1人で陰から霧間凪を見守る九連内朱巳の思惑は?という感じの内容。で、ここに来て、『冥王と獣のダンス』(→感想)の奇蹟使いだと……。いや、二人の魔女の闘いだけでなく、統和機構中枢の後継者争いを絡めつつ、むちゃくちゃ派手なバトルで、とにかくおもしれー、めちゃおもしれー。でも、やたら登場人物が多い上に、すでに人間関係がカオスと化しているので、もはや、過去作品を脇に積んで読まないと、ほんと、わけわからんのですが(^^;。

[ 2010.08.14 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ヴァルプルギスの後悔 Fire4. /上遠野浩平

すっげぇぇぇぇっっっ!!! すっごいケド、これで終わりなのか。統和機構の中枢をも巻き込む大きな話だったのに、これで終わりなのは、ちと物足りなくも思ったりもして。

魔女戦争完結。アルケスティスを倒し、統和機構の中枢を乗っ取ったヴァルプルギス。中枢の後継者と目される末間和子を巻き込み、そして、霧間凪は……。という感じで、「ブギーポップは笑わない」からはじまった一連の物語も、えらく遠くまで来たなぁ。あれだけ謎の組織となっていた統和機構も、かなり身近になったものよ。そして、ぶれない凪は、やっぱりカッコいいなぁ。……しかし、ブギーポップの物語もここまで来てしまうと、今後、どういう風に展開していくんだろ。

[ 2012.01.08 ]