神のみぞ知るセカイ
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小学館 少年サンデーコミックス
神のみぞ知るセカイ(1)~(3) /若木民喜 -
だはははははっ、なんというネタ漫画っ!! ギャルゲネタも違和感なく、ラブコメとしてもお約束で、面白い面白い。キャラも可愛く、絵柄的にも好みの線で、いやぁ、これは素晴らしいっ!!
悪魔少女の勘違いで、ギャルゲの達人がリアルな女性を口説かなければ死ぬことに……。という感じで、ベタなラブコメをギャルゲネタでコーティングした萌え漫画なんだけど、うわぁ、ギャルゲネタが非常にツボだわ。や、オタクネタを使った作品って、たいがい、作者自体のコダワリの足りないと感じることが多いんだけど、この作品は、まったくそんな感じがしない。いやぁ、ネタの一つ一つが笑える笑える。「せつ☆泣き」とか酷すぎる(爆笑)。
そして、ドジっ娘悪魔エルシィをはじめ、登場する女の子たちが、可愛いこと可愛いこと。や、歩美、美生、かのん、栞、主将とゲストヒロインもこれだけ良い味だしてるのに、たった数話で使いきりというのは、潔くも、非常にもったいない。いやぁ、非アイドルモードのかのんちゃん可愛いよ、かのんちゃん。栞ちゃんもさいこーーーっっっ!! ホント、素晴らしい素晴らしいっ!!
[ 2009.03.16 ]
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小学館 少年サンデーコミックス
神のみぞ知るセカイ(19) /若木民喜 -
号泣。ラストのライブシーンがもう、涙なしには読めない(T-T)。ライブ前のシーンから、ちひろの台詞の一つ一つとその表情の想いを殺してる感が、とにかく切ない。さらに、なにより凄いのが、この歌詞。この歌詞をいつ書いたか想像するだけで、そして、それを今、歌っている姿が、とにかく泣ける。さらにさらに、輝く天使たちと、その天使を見上げ、涙をこらえ俯きながらギターを弾く姿が、いやもう、特別になれなかった切ない想いがあふれまくっていて、ほんとうに泣ける。……そして、読了後に見るカバーイラストのちひろはっ。なんだよ、その笑顔っ。卑怯すぎるわっ。
そゆわけで、「女神編」完結。今巻のメインとなる あゆみの再攻略の過程も、ちひろを巻き込んだ時点で当然そうなるわけだけど、見守るちひろがホント切ないなぁ。ピックを奪うシーンとか、うわぁ、えぐえぐ(T-T)。いや、その後のピックの使い方も、もちろん、涙なしには読めない。そして、桂木の覚悟をうかがわせる天理のシーンから、あゆみへの本当の回答を経てからの告白シーンが、また、素晴らしい。これが、ちひろとの想いを重ねながら、ラストシーンの桂木の涙に繋がっていて、ほんと泣ける。凄いな。
ちなみに、ヒロインの中では、私は、栞一押しで、次いで、天理、かのん、あゆみという感じなので、買ったとき表紙見て、「なんでー、ちひろかよー」と思ったのは、ここだけの秘密。<をい
[ 2012.10.20 ]
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小学館 少年サンデーコミックス
神のみぞ知るセカイ(26) /若木民喜 -
とうとう完結。正直、期待していたエンディングではなかったけれど、「女神編」のラストで感動した身としては、これは納得するしかないわ。まあ、好み的にはハーレムエンドが好きなんだけどさー。それと、ラスボスっていったい(^^;。
いやー、それにしても、この最終巻はドクロウの独壇場だわー。序盤のバトルはともかく、おにいちゃんへ呼びかけるシーンとか、ラストのシーンとか、おにいちゃんへの想いが溢れまくっていて、ほんと可愛いっ!! ツンデレというか、日頃のクールな姿とのギャップが、また素晴らしいっ!! あとはやっぱり、天理ですな。10年の想い、せつなすぎる~~。エルシィは、違う意味でラスボスかと思っていたのだけど、なぜ!? ……とにもかくにも完了してしまって、続けてぐだぐだになるよりもここで終わるのが良かったんだろうけど、淋しいな。
[ 2014.06.22 ]