好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!

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本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VI」 /香月美夜

祝アニメ化! この巻の発売と同時にアニメ化が発表されたのだけど、物語世界でだいぶ月日が流れたこの最新刊でも、せいぜい小学生低学年程度の外見であるマインのちまちま頑張る姿が、今から楽しみでたまりません。小説以上にビジュアルと中身のギャップが凄くて楽しいと思うのですよっ!!

それはともかく今回は、貴族院二年目、ローゼマイン無双再び。一年目と同様、ちょっとした行動で騒動を巻き起こすローゼマインが楽しすぎるっ!! ……いや正確には、ローゼマインの騒動よりも、ローゼマインたちの報告をうけて右往左往する大人たちがマジ最高っっっ!! この1冊はエピローグのためだけにあるといっても過言ではないよなぁ。とにかく、エピローグの大人たちがめちゃくちゃ楽しすぎるっっっ!!

あと、何気に印象的だったのは、巻末短編「旧ベルケシュトック寮の探索」。フェルディナンドの在学時代のエピソードも含め、ヒルシュール先生がなかなか重いよなぁ。行動は普通に変人なのに(^^;。

さすがにこのまま何年も貴族院編をやるのはバランス悪いと思うのだけど、アーレンスバッハも仕掛けてきたようだし、そろそろなにか動きがあるのかしらん?

[ 2019.03.11 ]