五人姉妹


早川書房 ハヤカワ文庫
五人姉妹 /菅 浩江

SFな短編集。全体的には、正直、微妙。とりあえず、印象に残ったものについて、簡単に感想を書いてみる。

ホールド・ミー・タイト

もう若くないと年齢を意識する、30歳間近の女性心理を描いた話。それなりに歳をとっていると、非常に共感できる。というか、痛い。めちゃくちゃ痛い。痛すぎる。なんと言っても、主人公が、私より年下という辺りが(T-T)。

夜を駆けるドギー

徳間デュアル文庫版の方でも読んでたので再読になるのだけど、一度読んだ作品にもかかわらず、古さも感じず遜色なく面白いのは、凄いと思った。ネットのやり取りは違和感がなく秀逸。

箱の中の猫

タイトルからわかるように「シュレディンガーの猫」をネタにした恋愛モノ。この短編集の中では、いちばんのお気に入りなのだけど、毒が強いのが、いかにも女性らしい作風だと思う。いや、これに限らず、この短編集、異様に毒が強い作品が集まってるんですけど(^^;。

参考:
感想メモリンク → Seriさんadramineさん浅木原さんovertechさんhukiraさん読丸さん

[ 2005.01.21 ]