アガルタフィエスタ!
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メディアワークス 電撃文庫
アガルタ・フィエスタ! てのひらに女王を! /三田 誠 -
とにかくベタ。とことんベタ。ひたすらベタ。あははははーーー、もうベタな展開さいこーーっ!!
女の子っぽい名前を気にする普通の少年が、いきなり古代の女王を自称する人形からパートナーに選ばれたせいで、古代の秘宝をめぐる戦いに巻き込まれる、という内容。とにかくお約束な展開のオンパレード。コメディ基調でドタバタ中心、戦闘ではお馴染みの伝説の武器ががしがし登場、とうぜん勝ち気な幼なじみ少女を交えたラブコメ展開もあり。ありがちでコミカルでテンポ良いストーリー進行は、とにかく気持ち良く読ませてくれます。計算した訳じゃないんだろうけど、もろもろの欠点をうまく隠してる。すっげー、おもしろかったーーーっ!!
ただ、文章や展開はわりと気を配ってるのに、心情を中心に描写が全く考慮から抜け落ちているような芸風。正直、この作家のテイストは好みからハズレてるので、例えば、続刊出たら買うか、というと微妙と言えば微妙なんだよなー。や、続き出るんだろうか。
[ 2004.12.17 ]
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メディアワークス 電撃文庫
アガルタ・フィエスタ!(2) 石のナイフと褐色の巫女 /三田 誠 -
1巻でもちらっと思ったのだけど、やっぱり私には合わん(^^;。いや、読みやすい文章とテンポよく狙いすましたストーリー展開は魅力的だとは思うのだけど、どうにも、描写や演出に、まったく気を配ってないのがなー。描写やエピソードを書かずに言葉一つで済ましている部分が多く、それじゃあ、キャラも生きず説得力もなく感情移入も出来ないだろ~~。<まあ、さくさくと展開だけ追って軽く楽しむ作品なので、そゆいう部分は不要というのも一つの戦略としてはわからないでもないんだけど
参考:
感想メモリンク → INNさん、 浅木原さん、 心は萌えさん、 ユウさん、 永山さん[ 2005.11.19 ]