僕の妹は漢字が読める


ホビージャパン HJ文庫
僕の妹は漢字が読める /かじいたかし

やたら評判になっていたので買ってみたのだけど、さすが評判になっているだけあって、設定がぶっ飛びすぎてるなぁん。舞台は23世紀の日本。萌え作品が文学の正統となり、日本語から漢字が使われなくなっている未来。そんな未来で作家を目指す文学少年の主人公……。という感じで、とにかく設定だけでお腹いっぱい。ただ、肝心の内容は、う~ん、小説として、面白かったかというと、かなり微妙。正直、読み進めるのがかなりしんどかったり。いやぁ、妹クロハの兄想いぶりは良かったんだけどねぇ。

[ 2011.07.14 ]