ダーク・バイオレッツ
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メディアワークス 電撃文庫
ダーク・バイオレッツ /三上 延 -
幽霊を見ることの出来る「紫の目」を持つ少年が、その手の事件に巻き込まれて、少女と出逢い、ともに解決する、というありがちな話。
基本に沿った展開のわりには、イベントの繋がりが、いまいち悪いのが気になるけれど、まあ、おせっかいな従姉妹で幼なじみとか、美人で影のあるヒロインとか、押さえるべきは押さえてて、十分おもしろかったし、今後に期待(^^;。
[ 2002.06.11 ]
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メディアワークス 電撃文庫
ダーク・バイオレッツ 2 闇の絵本 /三上 延 -
はう、予想に反して<をい、面白かった。というよりも、とにかく、めちゃくちゃ、今後に期待。や~、あの追加された設定。ああいうの、もの凄く好きなのよ~~。この巻、微妙に買うか迷ったのだけど、1巻で切らなくって、ほんと良かったよ~~。
そゆわけで、幽霊を倒しつつ、微妙に三角関係を繰り広げるシリーズの 2巻。1巻は、面白いのだけど、微妙に魅力の欠ける内容で、この巻も、前半は、そういう風に感じたのだけど、後半は、なかなか引きづりこまれる内容で、さらに、柊美の追加設定に、くらくら。とにかく今後が楽しみだよ~~。
まあ、人物描写に深みがなかったり、構成もそんなに上手くなかったり、そういう部分が、いまいち魅力に欠ける原因だと思うのだけど、とにかく、めちゃくちゃ頑張って欲しい。すげ~期待ぃ~~。
[ 2002.11.12 ]
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メディアワークス 電撃文庫
ダーク・バイオレッツ 3 常世虫 /三上 延 -
もともと、描写も構成も下手なのだけど、今回、なおさら酷い(T-T)。<というより、それを覆らせるような、魅力的な部分が、ぜんぜんねー。
そゆわけで、幽霊退治なシリーズの第三弾。このシリーズの魅力は、幼なじみの元気娘と、翳のある美少女との、三角関係だったのだけど、幼なじみの岬は出番が少ないし、柊美は、例の設定をぜんぜん活用できてない。しかも、今回出てくる新キャラもゲストキャラも、設定だけはおいしそうなのに、それをぜんぜん料理できてないし、……ダメダメ。
下手なのは、デビューから 1年たってないし、仕方ないとしても、突き抜けた魅力なり、せめて、ストーリーに華がないとつらいかな。や、そろそろ、見切りどころかも(^^;。
[ 2003.04.19 ]