ほのぼの異世界転生デイズ


KADOKAWA MFブックス
ほのぼの異世界転生デイズ ~レベルカンスト、アイテム持ち越し! 私は最強幼女です~ (1) /しっぽタヌキ

「小説家になろう」で大好きなシリーズなんだけど、いざ買おうとするとタイトル忘れて買い損ねてました(汗;。いや、『ほのぼの異世界転生デイズ』ってタイトルは、ぜんぜん特徴なくてすぐ忘れちゃうのよ。もっと、サブタイトルの「最強幼女」を推すようなタイトルにするとか、決め台詞の「れにに、おまかせあれ」をタイトルに入れてほしかったなー。

まあ、タイトルはともかく内容は、レベルとアイテムボックスがカンストしてる状態でゲーム世界に転生して無双する俺TUEEEEEEE小説。異世界転生といったって、ふつーは多少成長してから転生先での冒険をスタートさせることが多いと思うのだけど、この作品は、赤ん坊のころからアイテムを使いだし、舌っ足らずな幼女にして無双しまくるのがめちゃくちゃ楽しい!! ほのぼの?として緩い雰囲気の世界観と、舌っ足らずな最強幼女の組み合わせが、すげーあっていて、おもしろいのよ。でも、最強幼女、暖かな親子愛とか、コミカルな演出でごまかしているけど、三歳で人を殺しまくってるような(^^;。

一人称の女の子視点の小説は大好物なのだけど、この作品は、緩くコミカルな雰囲気で、マジ最高だよな。ただ、書籍版で絵がついたのだけど、主人公のレニはまだ二歳とか三歳なのに、そのイラストは大きすぎるだろ(笑)。もうちょっと年齢相応のイラストにしてほしかったところ。いやまあ、四歳で親元から離れて冒険の旅に出る時点で、この物語世界の年齢は、いろいろおかしいのだけど。まあ、年齢不詳はエルフなんだけどさー。

[ 2021.06.28 ]