自民党の終焉


角川書店 角川SSC新書
自民党の終焉 民主党が政権をとる日 /森田実

だははははっ、森田実って、こんな愉快な人だったのかっ。や、TVでは割と落ち着いた語り口だった記憶があるのだけど、この本はめちゃ感情的な物言いで支離滅裂。なんというか、小泉自民とマスコミに個人的な恨みがあるとしか思えねぇ。<をい(^^;

そゆわけで、政治評論家の森田実が、先の参院選で惨敗した自民党を斬る。というか、「俺は、小泉自民が嫌いだ。参院選で惨敗、ざまあ見ろ。これからは、大好きな小沢民主の時代だっ!!」という感じかしらん。正直、もうちょっと理屈の通った内容を期待してたんだけど、マジに感情的で支離滅裂。根拠が示されてないだけでなく、ロジックの組み立ても変なので、さっぱり説得力がないのよね。正直、この本からは、まったくなにも得るものがない予感。まあ、作者の人が、小泉自民とそれを継いだ安倍さんが嫌いだったことだけは、よく分かったけど(^^;。

[ 2007.10.30 ]