カレイドスコープのむこうがわ


メディアワークス 電撃文庫
カレイドスコープのむこうがわ /三木遊泳

上手く纏まった良作、だとは思うのだけど、欠点らしい欠点もない変わりに、突き抜けた魅力もないのがなー。新人さんの作品としてはクオリティ高いとは思うんだけど、いまひとつ地味で物足りない感じが(^^;。

主人公の道弘は、祓い師を名乗る淑乃に目をつけられ、ムリヤリ幽霊退治を手伝わされるハメに……。第6回電撃hp短編小説賞<銀賞>受賞作を含む連作短編。とりあえず、“義理じゃないけどチョコいる?”という帯の文言は、メインのストーリーラインから外れていて、ちょっと反則くさいと思うゾ。いや、その委員長の井上さんはなかなか美味しいキャラなのだけど、いまいち出番が少ないのがなー。構成上の位置付けとしては、井上さんの立ち位置は、面白くはあるんだけどね。全体に出来はいいんだけど、いまいち魅力が乏しいんだよなー。好み的にも、もちっと恋愛方向に軸足を置いて欲しいところ。

参考:
感想メモリンク → 玲朧月さん新型さんコウさんまいじゃーさんINNさんdeltazuluさん

[ 2007.03.10 ]