琥珀の心臓


富士見書房 富士見ファンタジア文庫
琥珀の心臓 /瀬尾つかさ

びみょ~~。いやまあ、特に下手でもつまらないわけでもなく、ふつーに新人相応で、そこそこには面白いとは思うのだけど、なんというか、これという魅力が感じられなかったというのが、正直な感想だったり。

第17回ファンタジア大賞「審査委員賞」受賞作で、修学旅行のバスがいきなり異世界へ、という内容。キャラも設定もストーリーも文章も、悪くはないけどいまひとつ。新人ということで言えばそこそこなんだけど、どこも飛び抜けてない、という印象なんだよなー。ただ、演出的に見せ方がいまいちで、全体に嘘っぽく感じられたのは、私的に気になったところ。逆に、強いて良かったところを挙げれば、眼鏡なイラストかなぁ。<をい。……私的には、どうにも、「微妙」としか形容できない内容だったり(^^;。

[ 2005.09.22 ]