西尾維新クロニクル


宝島社
西尾維新クロニクル

各種データや、インタビュー、対談、書き下ろし小説を含む西尾維新のファンブック。私的におもしろかったのは、ロングインタビューと北山猛邦との対談辺りかしらん。1,600円という価格はちと高め目な気もするのだけど、ファン向けには十分楽しめる内容に仕上がってます。ということで、いくつか目に付いた部分を簡単に↓。

西尾維新 longlong interview

なるほど崩子ちゃんですか、崩子ちゃん。や、西尾維新の作品に対する思いや姿勢をきちんと引き出しているインタビューで読む価値あり。

TALK BATTLE1 荒木飛呂彦x西尾維新

期待していたのだけど、読者向けというより西尾維新へのご褒美という感じの内容。もちっと突っ込んだ話が欲しかったなー。

TALK BATTLE2 北山猛邦x西尾維新

「ミステリー」や「新本格」という立ち位置で作品について語るという対談になっていて、非常に興味深かった。北山猛邦の作品は読んだことないのだけど(^^;。

書き下ろし小説『ある果実』

読書を題材とした短編。う~~ん、読書スタイルに関する部分は、いろいろと思う部分はあるのだけど、それはさておき小説としては、綺麗に纏まっているけれどそれだけ、といった印象。長さも短く、ちと物足りない。

あと、そいえば、ライター陣は、新月お茶の会 とか 白翁さん とかですか。頑張ってるなー。

[ 2006.01.27 ]