うれしの荘片恋ものがたり


富士見書房 富士見ミステリー文庫
うれしの荘片恋ものがたり ひとつ、桜の下 /岩久勝昭

富士ミスのくせにミステリーかよっ!! や、いかにも中高生向けのミステリーで、非常に丁寧で綺麗に纏まった作り。作品としては、本来の富士ミスの目指すべき方向性で出来も悪くないと思うのだけど、ただ、「中高生向け」で、「ミステリー」という時点で、すみません、私の好みではなかったです(^^;。

高校に入学し学生寮「うれしの荘」に入寮した僕は、彼女に出会い恋をした。……という内容、なのだけど、基本は日常系ミステリーで、恋愛要素はかなり弱め。物語を構成するパーツの置き方も、恋愛モノではなく、あくまでミステリーの方法論なのな、がっくし。あと、ミステリーとしても、ちょっと微妙な気もするんだけれど、まー、ここら辺は、中高生向けならこんなもんかなーという印象。なんといっても、ストーリーが非常に綺麗に纏まっていてそこが魅力なのだけど、ただ、やっぱり、好みじゃないからなー。や、このタイトルで、ごとPイラストで、何故、ミステリー(T-T)。

しかし、植物学者って、そんなに貧乏でもなかろうに。酷い書かれようだ(笑)。

参考:
感想メモリンク → 葉月さん御伽さんdeltazuluさん海獺さん水の鳥さん永山さんリッパーさん

[ 2006.06.20 ]