マルドゥック・スクランブル/ヴェロシティ


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・スクランブル The First Compression―圧縮 /冲方 丁

嫌な部分もあるのだけど、とにかく上手いね。もう、さいこー。

少女売春をキーに反吐が出るような内容を含んでて、私的に、苦手で好きじゃない部分もあるのだけど、いや~、この変質的な登場人物が、めちゃくちゃ凄いね~~。中でも、主人公のバロットの描写が、もうもうかっこよくって、くらくらだよね~~。あと、畜産業者の面々も、吐き気するけど、眩暈がするぐらい凄いよなぁ。とにかく、とにかく、素晴らし~。全3巻で、残りどうするんだ?、という気もするのだけど、続きが、めちゃくちゃ楽しみだよ~~。

それにしても、冲方 丁の作品を読むのは、『微睡みのセフィロト』『ストーム・ブリング・ワールド』に続いて、3作目なのだけど、作風というか、芸風が、未だにいまひとつ掴めなかったり。私的に、冲方 丁の名前で買うのは、ちと危険かしらん(^^;。

参考:冲方丁『マルドゥック・スクランブル』感想リンク集

[ 2003.06.04 ]


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・スクランブル The Secend Combustion―燃焼 /冲方 丁

なんと言っても、ベル・ウィングと対決っ!! めちゃくちゃ、かっこいい。くらくらだぁ~~。

全三巻の真ん中なので、ストーリー的に、多少、盛り上がりに欠ける風にも思えたのだけど、それでも、やっぱりおもしろい~~。ギャンブル、最高ですか?カジノ、最高ですか?きゃ~~~~。いや~、徐々に盛り上げていくストーリー構成、ほんと、すばらしいッス~~。いや、ほんと、良いね~~。や、次巻へも、すごく美味しいところでひきやがるし。や、すげー、楽しみ。ちょー期待ぃ~~。

[ 2003.07.02 ]


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・スクランブル The Third Eshoust―排気 /冲方 丁

やぱし、カジノぞくぞく。あと、ラストも綺麗で上手いねぇ。……って、構成的には、ちとどうかとも思うのだけど(^^;。

そゆわけで、無口系の少女が金色ネズミと一緒に闘うシリーズの第三弾で最終巻。とにかく、カジノシーンの筆頭に、めちゃくちゃカッコイイ。見せ方も文体もとにかくいいねー。まあ、なんというか全体に、シーンと文章のかっこよさに誤魔化されてしまってる感じはしなくはないのだけど(^^;、まあ、ラストまで、十分堪能。面白かった~。

[ 2003.07.31 ]


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・ヴェロシティ1 /冲方 丁

女っ気が足りないと思ったら、バロットが出てないじゃんっ!! うきぃ~~~~。

“我々十人と二匹が09メンバーとなり、今こそ歴史的な第一歩を踏み出すのだ”
かっちょいい~~。いや、軍により改造された哀しい背景を持つ主人公たちが、“マルドゥック・スクランブル-0・9”を名乗り悪の組織から街の正義を守る、という話。前作『マルドゥック・スクランブル』の過去の話なのだけど、いやぁ、よりカッコよくなり、戦隊モノというか、正義の味方っぽさが強まった印象。加えて、女っ気が少なくなり、ウフコックの可愛さが強調されるような見せ方になっていて、なんというか完全に、ターゲットは腐女子狙いだろ~~(笑)。

とりあえず、三週連続刊行ということで、すでに、3巻まででてるので、続刊も楽しみです。や、『マルドゥック・スクランブル』では、ウフコックとボイルドは別の道を歩んでるわけだけど、二人の確執まで描かれるんだろうか。

参考:
感想メモリンク → adramineさんINNさん齋藤さんdeltazuluさんkanadaiさん海獺さん葉月さん

[ 2006.11.27 ]


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・ヴェロシティ2 /冲方 丁

う~ん、ストーリー展開において、作者の都合が勝ち過ぎてる感がして、ちょっとなぁ~。いや、「お前、そのタイミングでわざわざそこを離れるのは、なんのギャグですか~」みたいに感じられるシーンがあったりなかったりして、にんとも。きっちりと計算してストーリーを構成してるのは見て取れるのだけど、それが微妙に仇になっちゃってる感じが。あと、1巻に比べて、ウフコックをはじめ、キャラの魅力が減じてる予感も(T-T)。

とはいっても、カトル・カールとの対決は熱いし、意味深なシーンを散りばめつつストーリーも加速しはじめ、とにかく先が気になる展開。続く3巻が非常に楽しみです。

参考:
感想メモリンク → adramineさんINNさんdeltazuluさんkanadaiさん葉月さん

[ 2006.11.29 ]


早川書房 ハヤカワ文庫JA
マルドゥック・ヴェロシティ3 /冲方 丁

うわぁ~~~。や、1巻、2巻で散りばめられたシーンと、なにより『マルドゥック・スクランブル』から示唆され方向へ、ひたすら加速し、突き進む展開。予定調和的に次々と発生するイベントと、キャラを取り巻く状況がどんどんと変化する様子は、めちゃ素晴らしい。いや、行き着く先はわかるので、すごく心にクるのよ。特に私的に好みなのは、終盤、それでもその先に進もうとする姿ですにゃ。……ただ、ウフコックとのアレコレについては、演出もストーリーも期待に遠く及ばず、かなりしょんぼりだったりして。

参考:
感想メモリンク → yama-gatさんsomaruさん葉月さんdeltazuluさんkanadaiさんds44さんINNさんadramineさん

[ 2006.12.01 ]