ナイトウォッチシリーズ
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徳間書店 徳間デュアル文庫
ぼくらは虚空に夜を視る /上遠野浩平 -
くぅ~、恋愛~~~。……って、まあ、恋愛モノとしては、上遠野作品としては、『冥王と獣のダンス』という素晴らしい作品があるので、それには、ちょっと劣りますが、とにかく、幾乃先生、最高~~~!!
実は、ヒロイン3人のうち、幾乃先生も含めて眼鏡っ娘が二人もいるという、なかなか美味しいお話だったりもして(^^;。
設定的には、かなり好み。ふと、アレ\を思い出してしまって、がびんだったけど、とりあえず、今後に期待。……それにしても、やけに、他の上遠野作品から、陰に陽に持ってきてるネタが多いよね。
[ 2000.09.02 ]
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徳間書店 徳間デュアル文庫
わたしは虚夢を月に聴く /上遠野浩平 -
イマジネーター(^^;。……それはともかく、久しぶりに、上遠野浩平の初期の頃っぽい風味だったと思うのだけど、微塵も恋愛がなかったりして、いったい、あたしは、どうやって楽しめば!!<をい。キャラ的にも、今ひとつ、これと言った人もいないのも、にんとも。全体的に、いまいち風味。
それにしても、一応、読みきりなのだけど、ネタ的に [文庫]『ぼくらは虚空に夜を視る』はともかく、『鉄仮面をめぐる議論』(<[文庫]『少年の時間』に収録)も、押さえておかなければいけない、というのも、ちと不親切な気が。
[ 2001.08.23 ]
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徳間書店 徳間デュアル文庫
あなたは虚人と星に舞う /上遠野浩平 -
ナイトウォッチシリーズの第三弾。上遠野浩平は、ライトノベル系では、クオリティ的に安心できる、数少ない小説家の一人なのだけど、でも、もちょっと、めちゃくちゃでも良いんじゃないか?と思ってしまう私は、贅沢でしょうか(汗;。特に、今回は、恋愛要素が少ないし、ストーリーも凝ってないし、ちょっと物足りなさを感じてしまう。いや、確かに、普通に凄くおもしろいというのは、そうなんですけど。
む~、そもそも、なんというか、幾乃大活躍とか、そういう展開はないのかなー。
[ 2002.09.27 ]