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角川書店 スニーカー文庫
円環少女 (11)新世界の門 /長谷敏司 -
すげえぇぇぇ、凄すぎるっっっ!! きずなと再演大系魔法を巡る、とことん苛酷な状況と濃密な描写。そして、国際情勢すらも巻き込む、想像を超えるスケールの大きさっ!! いやぁ、まさに圧巻、素晴らしすぎるっ!!
太平洋上に浮上したアトランチスにより、激震に襲われる国際情勢。アメリカ政府の後ろ盾の元、大規模戦力を展開する神聖騎士団とアトランチスを利用して人類の殲滅を狙う《九位》は、仁と きずな を さらなる絶望へと誘う……。という感じで、めちゃくちゃ、すげぇぇぇっ!! いやもう、とにかく、きずなに対する追い込みがハンパねぇ。まあ、あそこまで弱いと、きずなに対しては同情の余地がないと思ったりもするけど(^^;。むしろ、エレオノールの活躍が十全に描かれなかったのが残念なぐらいだ。……きずなへの追い込みの一方で展開される核を巡る争いもすげぇ。てか、《九位》が思った以上にアレなんだけど(^^;、この展開、どうなるんだ一体っ!!
[ 2010.02.27 ]