好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


KADOKAWA 電撃文庫
魔法科高校の劣等生(23) 孤立編 /佐島勤

最強の敵との激突と煽ってるわりにページ数が厚くないんで、読む前からダメなパターンだと思ったのだけど、やっぱダメでしたorz。もう、お兄様を苦戦させるような敵なんているわけないんだから、下手に敵なんて出さずにひたすら深雪といちゃいちゃさせておけばいいのに。<をい

そゆわけで、遂に暴かれるトーラス・シルバーの秘密と、唯一お兄様より強いと言われていた十文字克人との対決。うーん、今回はいまいち構成も展開も稚拙なのだけど、つまり、深雪と達也の初夜が描きたかったということだったんだろうか? いや、情報部の動きや十文字先輩の行動はかなり無理があって、作者側の都合で、深雪と達也がそうする理由が欲しかっただけというのが丸わかりすぎだろっ!! そして、いきなり出てきた金星のテラフォーミングは、そういう話か。がっかりだ。

政治力を使い絡め手で達也を追い詰めていく米ソの動きは面白くはあるのだけど、結局、やろうと思えば地球上から米ソを簡単に消すだけの力を持ち、さらに深雪がいればそれでいいという達也さんの、いったいどこを追い詰めてるのだろうか? 情報部や十文字先輩の扱いをはじめ、最近のお兄様は敵に対してちょっと温いと思うんですが、次巻では、ワシントンとモスクワとエンタープライズを一瞬で壊滅させるような展開が見たいものです……。

[ 2017.08.14 ]

佐島勤作品の感想