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本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VII」 /香月美夜 -
貴族院の二年目も後半。ここにきて政争に発展しそうなフラグが立ちまくりで、いよいよキナ臭くなってきたなー。
ローゼマインの周辺はコミカルな展開が多いので忘れがちだけど、この世界って、王位をめぐる派閥争いで大量の粛正が繰り広げられるような血生臭い世界なんだよなぁ。いやぁ、王族に嫁ぐエグランティーヌ様も巻き込んで、血みどろの凄惨な争いが起きても不思議じゃない。せっかく、派閥争いを回避するために一歩引いたのに、エグランティーヌ様。がくがくぶるぶる。……しかし、ローゼマインは、司書になるつもりだったのが、フラグ的には、なんだか王様を目指すことになりそうなんですけど(笑)。
とにかく、今回はフラグ立てまくりという感じだけど、第四部はまだまだ続くのか。次は、三年生?
[ 2019.06.19 ]