好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! - 2025年10月

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壊滅したロキ・ファミリア、そして、囚われたアイズを救うために深層へ……。

この『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のシリーズも、いよいよ最終章。ロキ・ファミリアを中心としたオラリオの最高戦力すら壊滅した死地に挑むために、いままで登場してきた全ての登場人物たちが結集する展開は、とにかく胸熱すぎるっ!! オールスター勢揃いで、アイズの救出劇も含め、最終回かくやという展開ですよ。雑魚と笑われた少年が、誰もが認める英雄となる物語。

ああでも、最終章ははじまったばかりなんだよなぁ。むしろ、ここまで最終回っぽい展開を描いておいて、ここから、なにを描くつもりなんだ？ 次はベルとヘスティア中心の話になるのかなー。

ベル以外の視点で描かれていた外伝『ソード・オラトリア』とも、この巻から合流して、なかなか楽しい構成になってる。ただ、この本編だけ読むと、不自然なくらいロキ・ファミリアの存在感がないのは、どうなんだ？(^^;

[ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ]

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ちょっ、フィン達のほうが大変なことになってるじゃねぇかっ!!!!!!!

本編と同じ物語を視点を変えて描いてきた外伝『ソード・オラトリア』。この巻でとうとう本編に追いつき同時刊行されたことで、いっそう本編の裏ルートという感じが強くなってんな。本編はベル視点、こちらの外伝は、レフィーヤやラウル、そして救援を待つフィン達で描かれているのだけど、危機的状況の連続だったベル達に輪をかけて、フィン達のほうが大変じゃねぇかっ!!

本編でフィン達が出てこないのはあまりに不自然、というより、そもそもベル達救援する側より、フィン達救援される側のほうが戦力としては強力で、ぶっちゃけ、取り残されたフィン達が再アタックしたほうが楽勝だったんじゃね？と思わなくもなかったのだけど、そりゃ当然、フィン達の側のほうにも別の戦闘がありますよね。というか、ベル達の闘った『穢れた精霊』よりも、フィン達の闘った裏ボスのほうが遙かに強いのは、どういう。

本編の感じだと、ベルも成長し、シリーズのラスボスになる黒竜もなんとかなりそうに思ったんだけど、外伝で出てきた『殺戮精霊』は、正直、シャレになってないぞ。Lv.9でも勝ち筋見えない気がするのだけど、どーすんだこれ？

まあ、それはともかく、物語上の都合とはいえ、やっぱ、『穢れた精霊』の迎撃体制が整う前に、さっさと再アタックしておいたほうが、楽勝だった気はするな(^^;。

[ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ]