ねじまき博士シリーズ
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集英社 コバルト文庫
ねじまき博士と迷い猫 /樹川さとみ -
人間嫌いの天才少年アレックスが、動物に育てられた少女リーを引き取るところからはじまる物語。樹川さとみらしく人間味のあるコミカルで優しい雰囲気の作品で、クオリティーも高くふつーに面白かったです。まあ、いまいち地味であまり感想に書くことがないわけだけど。<をい。……しかし、この 1巻で下地作りで以下続刊なのだけど、さて、どう進むのかなー。リーの出生とアレックスの父親ネタをどう絡めるのかが興味あるところ。
[ 2006.06.04 ]
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集英社 コバルト文庫
ねじまき博士と謎のゴースト /樹川さとみ -
微妙だなー。や、人間嫌いの少年博士アレックスと、そのアレックスに引き取られた野生児少女リーの物語、第2弾。細切れなイベントを並べた連作短編な話なのだけど、その細切れで淡々としてる部分が私的にはちょっとマイナス。というのも、こういうストーリーがメインではなくて、イベントの切り抜きのような形式で攻めるには、もっときちんと下地を作ってからやるべきじゃないかなー。新登場の眼鏡先生なんて、存在感を十分に示す前にデビューイベントが終わってしまったので、あっという間にいてもいなくても良いキャラに成り下がってるんですが(苦笑)。全体に、存在感というかバックグランドを感じられないまま、淡々とイベント消化されてる感じで、にんとも。
[ 2006.10.15 ]