この部室は帰宅しない部が占拠しました。
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。 /おかざき登 -
おもしろいおもしろい。ラノベらしく変なキャラたちの互いのやり取りが楽しくて、Good、Good。狼少女に、ネクロマンサーな幼なじみに、異常にシスコンな主人公が学校に寝泊りする話、と、設定を並べると奇抜だけど、中身は、変な部活と生徒会の対決という、わりとスタンダードな学園ラノベという印象。
なんと言っても、シスコンの主人公を中心に、懐いたあとは小動物的な可愛いさを見せる狼少女と、ツンデレ入った中二病幼なじみの三人のやり取りが非常に楽しい。いやぁ~、この三人が「帰宅しない部」でまったり活動するだけで十分におもしろいのよ。逆に、ストーリー的には、お約束なわりに、力技で強引なところが、ちと気になるところ。や、生徒会との対決とかのストーリー色は薄めて、会話中心の日常系の話に持って行ったほうがよくね? まあ、次回、かなりいい性格をしていそうな妹も登場するらしいので、期待期待。
[ 2011.06.19 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。2 /おかざき登 -
腹黒な妹・耶宵が帰ってきた。重度のシスコンであるユウは、帰宅しない部を置いて、帰宅することに……。やたら腹黒い妹登場でどうなるかと思ったら、なんだか凄くハーレム展開です。もっとヤレっ!! いや、もう少しコンゲーム的な展開になるかと思ったら、お風呂あり、おっぱいありと、スタンダードに主人公のユウ争奪戦になっていて、もう、部活設立の話はどこかにいってしまった気がするのですが(^^;。まあ、これはこれでおもしろいおもしろい。腹黒妹参加といっても、おかざき登らしく、悪人のいない、ほのぼのとした雰囲気と展開がいいねぇ。
[ 2011.09.04 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。3 /おかざき登 -
おっぱいさん頑張る。いや、耶宵の黒さと琴音の頑張りが目立つ巻でした。恋子はそこそこ絡んでるけど、ヒロインのゆすらが空気になりつつあるな(^^;。……それにしても、前半のラブコメハーレム展開から、まさか、ああいう感動的な話に繋がるとはっ。こういう優しい雰囲気は、おかざき登の真骨頂だねぇ。そして、次こそ恋子回? てっきり、琴音が入部する超展開かとばっかり思っていたのだけど、もしかして違うのかしらん。
[ 2011.11.28 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。4 /おかざき登 -
優しく温かみのあるおかざき登の作風は、やっぱり好きだなぁ。恋子の魔法使いとしてのライバル、陰陽師・土御門沙月が登場、という話なのだけど、魔法対決といいつつ友達作りと仲間の話になっているのが、いいねぇ。そして、夕也の、なんというラッキースケベ能力。なんやかんやで、生徒会とも仲良くなりそうな雰囲気なのは、どうよ?(^^;。
今回は、恋子のターンだったけれど、恋を意識しだしたユウの活躍は次巻かしらん? それにしても、お約束とはいえ、ラノベでの加茂と土御門の登場頻度の高さは、異常だよね(^^;。
[ 2012.04.17 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。5 /おかざき登 -
もしかして、これまでは序章で、次回から本番?(^^;。や、とうとう、ゆすらが恋に覚醒。いよいよ、夕也を巡るラブバトルも本格化しそうな展開。それにしても、夕也のラッキースケベ能力が素晴らしいこと素晴らしいこと。どうやったら、そんなに偶然にキスできるんだ?(笑)。
そういうわけで、帰宅しない部vs生徒会の戦いも最終決戦、という話なのだけど、それはどうでもよくて<をい、覚醒したゆすらが可愛い可愛い。まあ、いきなり夕也を避けるようになるとか、もうベタすぎです。ゆすらも可愛いですが、生徒会側の左京も、まさかそういう展開とはっ!! 今までも、会長殿にいぢられる姿が非常に楽しかったのだけど、この展開はいろいろ期待せざるを得ないっ!! や、今後、いよいよ本格化しそうなラブバトルに、続きが楽しみですっ!!
[ 2012.08.16 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。6 /おかざき登 -
妹・耶宵のターン。「帰宅しない部」が正式に認可され、いよいよ懸案はユウを巡るラブバトルのみ、という展開だけど、うーん、生徒会との対決がなくなって、ネタ的にはそろそろ苦しくなってきたような(^^;。本命のゆすらと恋子の性格と作品の雰囲気的に、ラブバトル中心だとちょっと間が持たない予感。次巻は琴音のターンっぽいケド、一人づつ脱落していく展開なのかなぁ。一気に恋の最終決戦に持ってっても、いい気もするんだけど。
[ 2013.01.02 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。7 /おかざき登 -
「お祖父様倒れる」から、何度も何度も予想を超えてくる展開、凄げぇ。いや、学園に戻ったらお祖父様がピンピンしてるようなノリかと思ったら、まさかそういうことになるとは思わなかったし、その後も、せいぜい部活動継続の危機ぐらいの展開かと思ったら、どんだけ話を広げるんだよ(^^;。……死が軽く見えて、わりと不謹慎な気もするんだけど、恋子の能力の扱いが上手いねぇ。おかざき登らしい暖かな雰囲気も心地よく、いい話でした。
そゆわけで、生徒会長・琴音のターン。やはり、一人ずつ敗退していく展開かしらん(^^;。せっかく話が大きくなったので、このまま、日本経済を舞台に、経済戦争になったら凄いと思ったのだけど、さすがに、そうはならないか。そもそも、相続的には、孫三人がこちら側なので、もっと有利に運べるんじゃないかと思ったりも。……しかし、次回は、恋子? いよいよ、ラストの近いのかなー。
[ 2013.07.18 ]
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この部室は帰宅しない部が占拠しました。8 /おかざき登 -
うわぁ、おかざき登らしい、やさしい雰囲気に満ちた最終巻。最後の一冊で、三角関係を解消する黄金パターンを、無理なく持ってきたのが素晴らしい。非常に綺麗なラストでした。
というわけで、文化祭を目前に、少しおかしいゆすらと、告白を決心する恋子という展開。ユウ争奪戦から、一人ずつ脱落して、いよいよ残るヒロイン二人は、ゆすらと恋子というところで迎えたこの巻だけど、ゆすらと恋子はともかく、うわぁ、ストレートに三角関係モノの展開かぁ。恋子といい、ゆすらといい、せつなくて素晴らしい。ただ、ユウの気持ちは、ちょっと唐突感がなくもないかしらん(^^;。……エピローグも、非常に幸せを感じさせるもので、ほんと素晴らしい最終巻でした。
……しかし、会社で、「帰宅しない部」をやろうとしたら、むちゃくちゃブラックだよなぁ(^^;。
[ 2013.07.30 ]